三原山_ゴツゴツ溶岩流を登高

2015.05.23(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 19
休憩時間
37
距離
11.4 km
のぼり / くだり
608 / 348 m

活動詳細

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伊豆大島の三原山で登山靴で歩行練習をする。 しかも黒く荒れた溶岩流斜面を30、40分も越えることになる。 実は、昨年末から今年に3回、調布郊外をドライブした。そのたびに調布飛行場を訪問し、ほんのひとっ跳びで伊豆大島にいけることがわかった。文蔵は、一生に一度はそこまでいって三原山に登るべきと考えていた。 結局、小田急のんびりハイク&ウオークに参加した。小田原駅集合で、そこからバス。高速船で熱海港0910から伊豆大島元町港1020へ快適な海の旅を味わう。そして大型バスで三原山登山口までアクセス。 1105に駐車場からハイキング開始する。御神火茶屋から舗装された遊歩道を進み、遠く雄大な三原山をめざす。このハイキング参加者は81名と聞いたが、すでにほとんどが先行していた。 文蔵は、新調した登山靴を舗装道路や平坦な山道で使い込んで何の登山だろうかと思った。そして、人影が消えたところから元溶岩流の上部を直登していくのだった。ゴツゴツして足場が悪いので、岩に手をつくと、鋭利な刃物に襲われる感覚が走った。つまり、手袋がないとまるで無防備なのである。海風が渡り、気持ちのいい歩行だった。 中央火口で息をのむような爆裂火口を見下ろす。筋状の蒸気噴煙が上がっている。その先、剣ヶ峰を越えて下ってから昼食にする。体温を奪われない風の弱い場所をずっと探していたのだ。富士山はうっすらと見えるが、その光景にはすこし違和感がある。まさか、伊豆半島と富士山を海上(大島)から望めるとは思っていなかったのである。望郷の念が湧かないはずはないだろう。 裏砂漠方面に分岐を右折し、広く平坦な山道をゆるく下っていく。そこは太古からの火山の風景である。道を分け、溶岩流に沿って進んで大島温泉ホテル方面に進んでいく。ツバキの花まつりコンサート会場を過ぎて登りきったところが登山終点のホテルだった。そこで、登山のご褒美とばかりに、露天風呂での温泉気分を満喫するのだった。 小田原発1835のロマンスカーに乗車して八王子到着は2000だった。自宅を出たのが0540だったから長い一日が終わったことになる。

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