活動データ
タイム
07:09
距離
15.2km
のぼり
1035m
くだり
867m
活動詳細
すべて見るJR和歌山線妙寺駅(無人駅)から昨年10月に世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』に追加登録された古道「三谷坂」を登り、笠松峠を越えて天野の里に出て、丹生都比売神社に参拝してから、八丁坂を二ツ鳥居まで登り返し、町石道の東側のピークの小都知ノ峰(683.5m)へ登った。 「三谷坂」は世界遺産に登録され、祝賀行事もあって、よく整備されているが登山客には誰も出会わなかった。しかし、紀の川の見晴らしもよく、柿畑などが中腹まで続き日当たりが良い山で山野草が花ざかりであった。また、途中に鎌八幡宮、笠石(道標がなく見逃した)、鉾立て岩・経文岩、涙岩と拝水、頬切地蔵、まっとう岩など見所が多く楽しめる。 (参考:三谷坂ルートマップ http://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/130300/documents/5mitanizaka.pdf) 天野の里も丹生都比売神社以外にも見所が多く楽しめるが時間の関係で西行法師の妻娘の宝篋印塔、有王丸の墓しか見れず、鬼王・団三郎の墓、貧女お照の墓、院の墓は近くを通ったにも関わらず見逃したのは残念であった。 (参考:かつらぎ町観光協会・天野の里マップ http://www.katsuragi-kanko.jp/amanonosato.html) 八丁坂も誰にも出会わなかったが、二ツ鳥居に出るといきなり7、8人の登山者にあい、町石道は人気があると思った。 町石道を慈尊院の方向へ古峠まで戻り、町石道の東側の尾根伝いに踏み跡を辿り、小都知ノ峰(683.5m)へ登った。 古峠からすぐに東側の尾根に入ったのは間違いで、古峠の一つ北の百甘六町の町石のところに小都知ノ峰への道標があり、そこから登るのが正しい。小都知ノ峰への尾根道は踏み跡とテープしかないが、ややこしいところや危ないところはない。しかし、展望は全くなく面白みはない。 帰りは古峠まで戻り、整備された近畿自然歩道の道を南海高野線・上古沢駅へ下った。道はよく整備されていて、また中腹からはずっとコンクリート舗装されていて歩きやすい。しかし、山野草はほとんどなく、見所は全くなく、三谷坂に比べて楽しみに欠ける。上古沢駅は特急が止まらないので、本数が少なく、駅では20人ほどの人が待っていた。
活動の装備
- ブラックダイヤモンド(Black Diamond)ディスタンスFLZ
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