活動データ
タイム
05:35
距離
12.0km
のぼり
984m
くだり
983m
活動詳細
すべて見る霧雨の中の印象深い山行でした。タイジョウ(1060m)は、漢字では「大丈」と書くようですが、カタカナのほうが良く使われています。この山は、永源寺ダム湖からせり上がった水谷岳の尾根が南下し、杉峠を経て、雨乞岳へと続く、その途中にある一峰です。その丸っこい山頂は特徴的で、遠くからでも結構目を引きます。今回は、初夏の雨の日、藤切谷の新しい林道の終点から向平谷に入り、さらに向平尾根をから登り、水谷岳から続く稜線を南下してタイジョウ、杉峠の頭を経て杉峠に達し、千種(千草)街道で下りました。 山行記録:日時-2007年5月20日、天候-曇り時々雨。9:50 岩ヶ谷林道分岐近く①に駐車後新林道を奥へ、10:05 新林道終点③、10:30 向平尾根取り付き⑥、11:30 稜線、11:50 ヌタ場⑫、12:20 西のコル、12:55 タイジョウ山頂着⑭、昼食後、13:10 山頂発、14:05 杉峠の頭・山頂⑰、14:15 杉峠⑱、14:25 一反ぼうそう⑲、14:45 蓮如上人旧跡(21)、15:00 桜地蔵尊(22)、15:25 駐車地①着。 5月下旬、まだ入梅には少し早いかなと思いながらも、この日は梅雨の先取りでした。タイジョウは、ガイド本でもあまり取り上げられない渋い山ですが、銚子ヶ口や水谷岳から見ると、結構整った目を引く山です。タイジョウにただ登るなら、杉峠からのピストンが良いようですが、せっかくの水谷-タイジョウ-杉峠の稜線を歩かないのはもったいないって思いで、この稜線に取り付きました。③~⑤は、谷を左に感じながらの山腹道です。やがて涸れ谷が右前方から入ってくると、これを渡って、小さな尾根に乗ります⑥。ここからはこの向平尾根をひたすら登りますが、石が尾根芯にゴロゴロし始める⑨と、間もなく稜線です。稜線上も、踏み跡ははっきりせず、時たま派生の尾根に入ってしまうこともありましたが、コンパスを見ながら慎重に進めば、タイジョウに近づけます。西のコルを過ぎて本挌的に登り始めると、やがて稜線が岩で塞がれます⑬。進めなくなったら、左に振って、タイジョウから北に延びる尾根に乗りましょう。乗ってしまえば、タイジョウの山頂⑭は、すぐです。タイジョウから杉峠への稜線は、時折佐目子谷側が痩せますが、基本的には歩きやすい稜線です。今日の最高点、杉峠の頭(⑰、1121m)を越えて、杉峠に下ります。ここからは、懐かしい千種(千草)街道の一部です。名所をたどりながら、一気に下りましょう。駐車地①まで、急げば一時間余りです。でも、ほんとうは味わいながらゆっくり下りたい道です。
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