経ヶ峰（↑笹子谷ルート↓黒曽川ルート）

ひと月ぶりの経ヶ峰。登りはいつもどおり笹子谷ルート。登山日和なので、山頂はいつもより人が多い。空気が澄んでいて素晴らしい眺め。 経ヶ峰の西側の山域にはあまり足を踏み入れたことがないので、今回の下山は伊賀越の峠より麓、黒曽川沿いの道へ下りてみることに。国土地理院の地図には破線路が描かれているものの、登山ガイドには取り上げられていない。どんなルートなのか気になっていたので。 山頂から平木・長野峠方面の道へ入る。しばらく、軽いアップダウンの心地よい尾根道が続く。所々で視界が開けて、青山高原が見える。途中、平木方面への分岐が何度かある。 725mのピークを過ぎて間もなく、左方向長野峠方面への道標がある。これに従わずに直進すれば、黒曽川へ続く破線路。はじめのうちは、山仕事の杣道で難なく歩けたけど、しばらくすると、崩壊のため道は消滅。残っている区間も、痩せ尾根の急降下。破線路に従うのは危険なため、比較的なだらかな斜面へ巻く。何とか黒曽川へ。川沿いの道は、かすかに踏み跡が残る杣道。心配していた急降下もなし。杣道は車が通れる林道となり、伊賀越へ続く県道へ合流。 ここからは慣れた道なので安心。安濃ダムを経て、笹子川沿いの林道へ。スタートした駐車場に到着して終了。 経ヶ峰は初心者も登れる山だけど、奥が深い。本日の山歩きで、黒曽川のルートが登山ガイドに取り上げられていない理由が分かった。でも、気になっていたルートを走破することができて満足。