ミヤマキリシマ萌える由布岳

2017.06.03(土) 日帰り

活動データ

タイム

05:34

距離

7.7km

のぼり

994m

くだり

1035m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 34
休憩時間
47
距離
7.7 km
のぼり / くだり
994 / 1035 m

活動詳細

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現役のころ「三月90日」という言葉があった。年度の変わり目は忙しいから、前年度の報告書提出などは“三月は90日ある”と考えて、5月末まで暗黙に認めるというもの。ほぼリタイアして地域でウロウロ活動していても、年度の締めと始まりは何かと忙しい。裏を返せば6月に入ると急に自由な時間ができることに気づいた。梅雨前だというのに「晴れ」が続くとの予報。それではと、フェリー&車で九州の一人山旅にでかけることにしました。以前から気になっていた「大崩山」をメインに、大分~宮崎~鹿児島と九州東部を南下する4日のコースです。 ■正面登山口~お鉢 大阪南港を夜8時前に出発、別府国際観光港に朝8時前に到着。1時間弱で最初の山・由布岳(1583m)の正面登山口へ。 道路沿いの無料駐車場は一杯なので、反対側の有料駐車場(500円 温湯区牧野組合が運営)に駐車。 朝9時、快晴のなか、豊後富士のとおり凜々しい由布岳を眺めながら進むと、トイレのある分岐に到着。 林間を登っていくと、合野越の展望所に到着。数人が休憩していた。 そのまま林間を進むと、いつの間にかつづら折りの道になり、しばらく進むと樹木がなくなり、展望が開ける。 九重連山、湯布院のまち、やまなみハイウェイなどがよく見える。 そのあたりからミヤマキリシマが見られ始める。 ツツジのことなどまったく頭になかっただけに、良い時期に来たと思った。 しばらく登ると、西峰と東峰の分岐に到着。 ■西峰~お鉢廻り どちらに廻ろうか考えた末、西峰から時計回りに廻ることにした。 西峰への登りの岩場では、初心者と思われる女性が鎖にぶら下がりながら、苦労していた。 頂上から、北の斜面に一面のミヤマキリシマが見えたので、予定通り廻ってみることにした。 中間地点まで下るが、急斜面のガレ場のために何回も滑りそうになった。 途中に岩場が出てきた。トラバースルートがありそうだったので左に下ったが、道が途切れていた。 尾根に戻り、岩場を越えたが、右に絶壁を見おろしながら岩を乗っ越す箇所が少しいやらしかった。 ※2016年3月の地震でトラバースルートが崩壊。3ヶ月間通行止の後、尾根ルートも問題なしと通行が許可されたとのこと。 東の日向岳方面との分岐を越えて東峰をめざす。 東峰には大勢の登山者がいた。神戸のシニア夫婦は「岩場がある西峰はやめて、やさしい東峰に登った」とのこと。 ■東峰~日向岳~正面登山口 同じ道を下るよりは違う道を・・と、東の日向岳ルートを下ることにする。 分岐まで戻り、下降を始めたが、約30分は岩場・鎖場がつづき、慎重に下った。 平坦地まで下り、西進するつもりが、気づいたら日向岳に登っていた。時間がたっぷりあるから問題なし。 下山路へ戻り、木陰が気持ちいい林間を抜け、午後2時半に正面登山口に無事下山。 由布岳は、やまなみハイウェイを走る際に何回も眺めましたが、ことさら「登る山」という印象はありませんでした。 今回登って、姿よし、花よし、岩よし、眺めよしの、豊後富士の名に恥じない名山とわかりました。 別府まで戻り、別府IC手前の桜湯で汗を流し、次の目的地の大崩山(宮崎県延岡市)をめざしました。 ≪おせっかい情報≫ ・西峰への登り、お鉢廻りの中間、日向岳への下りに岩場・鎖場があります。  初級程度の岩の経験があり、慎重に足を運べば問題ないでしょう。 ・大分~宮崎~鹿児島と南下したのは、”フェリーさんふらわあ”の「マイカー舟遊プラン」を利用したからです。  具体的には別府港に上陸し、志布志港から出港しました。  <マイカー舟遊プラン>  往復に2つの航路を利用する割安プラン(4m未満の軽自動車の場合約6万円が約3万円) http://www.ferry-sunflower.co.jp/lp/shuyu/mycar/index.html?gclid=CjwKEAjwjunJBRDzl6iCpoKS4G0SJACJAx-V-ChtANPOOW0eTeCyL2AoKnu0X2w9ZfW5x-eiWMmzCRoCD9Tw_wcB

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