活動データ
タイム
06:09
距離
8.3km
のぼり
512m
くだり
511m
活動詳細
すべて見るたんばら高原の登山道は鹿俣山(1637m)まで整備されていますが、その先は廃道状態になっています。これまで、積雪期には何度も行って、その展望の良さを実感しています。 無雪期にも多くの方々に楽しんで頂きたく、ペンション村の有志が中心となって、廃道を再整備する活動をしています。登山道の整備・維持管理にはいくつもの役所の合意が必要で、とんちんかんな反対論もあり、簡単ではないのが実情です。 今回は鹿俣山から獅子が鼻山(1875m)までの廃道を調査する予定で、地主である林野庁の入林許可をとっての入山でした。薮こぎが思いの外たいへんで、手前の無名峰(1720m)までしか行けませんでしたが、ここからの展望は素晴らしく、奥利根の上越国境の山々がよく見えました。 ルート上にはところどころ残雪があり、暑くなった身体を冷やしてくれるので、休憩には最適でした。かつてのルートはほぼ稜線沿いにあったようですが、ほとんどが、笹なので、大きな木を伐採する必要もなく、整備そのものはそう大変ではないことが確認出来ました。この時期は、稜線からちょっと北側に下ったところにムラサキヤシオツツジ、アズマシャクナゲがきれいに咲いているので、これらに影響が及ばないように注意する必要はあるでしょう。 無名峰の山頂は広く、危険な箇所も見当たらないので休憩にも適した場所であることが確認出来ました。ただし、今日は日差しが強く暑かったので、展望を楽しんだあとは、ちょっと下った残雪上の日陰で休憩しました。 「まずは、無名峰までの廃道整備を早期実現をしよう」というのが今回の調査隊の結論でした。
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