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裏参道(面河ルート)から石鎚山へ

よっしーさん YAMAP Meister Gold

  • YAMAPマイスター:ゴールド
  • 自己紹介:未記入
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  • 性別:男性
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  • 出身地:
  • 経験年数:公開しない
  • レベル:公開しない
  • その他 その他

石鎚山・堂ヶ森・二ノ森

2015/05/31(日) 21:38

 更新

裏参道(面河ルート)から石鎚山へ

公開

活動情報

活動時期

2015/05/31(日) 06:18

2015/05/31(日) 15:27

アクセス:935人

軌跡・時間・距離

軌跡データをダウンロード
累積標高上り 2,790m / 累積標高下り 2,738m
活動時間9:09
活動距離17.42km
高低差1,320m

写真

動画

道具リスト

文章

朝起きて家を出るまで、三嶺のフスベヨリ谷コースを歩こうと考えていたのだが、ふと思った。

「そうだ、石鎚行こう!」

これには訳がある。この日は私の記念すべき43歳のBirthday。
どうせ登るなら西日本で一番高い所に行ってしまえ!という「勢い」に任せた行動だ。

そして、問題はどこから登るのかという事である。
堂が森からの縦走も考えたのだが、天気予報は「晴れ」。
稜線歩きは暑そうだ。
オッサンと言えど肌は大事。しげる松崎みたいになりたくはない。
となれば、森の中を登るあのコースしかない。
裏参道と言われる面河コースだ。

自宅を4時過ぎに出発し、6時過ぎに面河渓谷の駐車場に到着した。
早朝の面河渓谷は美しかった。
透き通った水と空気。マイナスイオンの宝庫である。

駐車場から登山口まで、快適な遊歩道を500m程歩く。
上高地を散策しているような気分になる。
歩いた事、いや、行った事すらないのだが・・・。

体が温まってきた所で登山口に到着する。
これから厳しい戦いが始まる。
古道を感じさせる古びた石段を上がり、もののけ姫が住んでいそうな神秘的な森に入る。
登山道はきちんと整備されており、ひたすら自然な石段が続く。
歩きにくい事は無いのだが、石が濡れているので滑らないよう気を使う。
個人的にはこのコースはストックを使った方がいいと思う。

かなりな時間登りが続くのだが、神秘的な森の力のお陰か、疲れがあまり気にならない。
登山口から登り始めて、約1時間30分、周りの植生が変わり始める。
笹が現れ始め、ブナの大木も目につくようになる。
登りの傾斜も緩くなり、頭上に青空も見え始めると、今度は、石鎚山が現れる。
この方向から見る石鎚山は初めてだが、かなり格好いい!
弥山に立つ石鎚小屋が要塞のである。
ここから愛大小屋までは快適な登山道が続く。水場も2カ所程ある。
愛大小屋手前の水場は、ホースを使い水が引かれているので使い勝手がいい。
整備してくれている方々に感謝。

駐車場を出発して約2時間40分で愛大小屋に到着。
ここで小屋で小休止のはずだったが、宿泊されたいた方に遭遇し立ち話になってしまう。
快適に一夜を過ごされたようで、この小屋の事を絶賛していた。
その理由は書かないが、私もこの小屋は本当に素晴らしいと思う。
愛大の登山部の方々に感謝m(_ _)m

結局、休憩らしい休憩を取らずに先に進む事に。
ここから先は笹原のトラバース。
登山道が崩落している箇所があるが、それ程危険ではなく、また補助ロープが張られているので安心である。
笹原では虫も多くなってきたが、それほどの事でもない。
登山道も踏み跡がしっかりとついており、迷う事も無い。笹も刈られている。
問題は陽射しである。
真夏ではないので「照りつける」といった程ではないのだが、日焼けが気になる…。
「この歳で日焼けするとシミになる」。これは妻の口癖である。
そんな妻の影響からか、最近日焼けが怖くなってきた。
仕方なしにフェイスガードを装着し、山の不審者に変身する。
これで顔の日焼けは回避できるが、息苦しい…。

そんな苦しみに耐えながら、息も絶え絶え、やっと山頂直下の迂回路に到着する。
ここでよせばいいのに、三の鎖に向かってしまう。
カメラ等をザックにしまい込み、意を決して鎖に取り付く。
ここで、リトルよっしーの声が聞こえる。
「強がりはやめて、撒け!」
周りを見渡す。誰も見てはいない。
そそくさと鎖を手放し。何事も無かったように迂回路に逃亡。
まさに負け犬である…。
ま、自分の実力からすれば正しい判断であったと思う。

しかし、この迂回路でも苦戦する。
休憩をとらなかったツケがきてしまい、頂上はもう目と鼻の先なのだが、階段を上がれない。
一段一段力を振り絞ってなんとか登りきり、ヨロヨロの状態で弥山に到着。
出発してから約4時間10分。
よく頑張ったぞ俺。

天狗岳と南尖峰に行きたいのだが、その姿はガスで全く見えない…。
それよりも体がガス欠状態。とにかくご飯を食べる事が優先である。
山頂では椅子を用意してくれているので、ゆっくりと食事ができた。関係者の方々に感謝である。
そうこうしている間にガスが晴れて来た。
今がチャンスとばかりに天狗岳へと向かう。
実は今回が初の天狗岳であり、また、石鎚山に冬以外に登るのも初めてなのである。
天狗岳への道中は思っていた程怖くもなく、そして南尖峰への道も難しくはなかった。
南尖峰では、昨年の冬に始めて石鎚山に登った時、即席パーティを組んだ際のリーダーに再会した。
こうした偶然の出会いはうれしいものである。
勿論、向こうは僕の事など覚えていなかった訳だけど…(笑)
南尖峰でしばし談笑していると、いつの間にか周りがガスに覆われはじめた。
かなりの確率で、僕が行くところにはガスが発生してしまう。
周りの登山者に申し訳ない気分になる。
もしも山で僕を見かけたら、太陽と青空は諦めた方がいいと思います。

気がつくと、もう12時が過ぎており、そろそろ下山を始める時間。
何としても15時には駐車場に帰り着きたい。
南尖峰から弥山に戻り、荷物をまとめ、そして下山開始。
後は下るだけ……。
しかし、この考えが甘かった。1300mの下りは膝にキツい。
また、登山道の岩や石が厄介。
土道に比べて足裏への負担が大きいのがよく分かる。

こんな状況ではあるが、夜は豪華な誕生パーティが開催されるはずなので、早く帰らなくてはならない。
膝と足裏の痛みを我慢しながら、早足でひたすら下る。
途中、愛大小屋で休憩を入れるも、その後もハイペースで駆け下りる。
結局、駐車場には15時ジャストに到着。
膝はガクガク、足裏ヒリヒリ。満身創痍である。

面河コースは評判通り、長く厳しい道ではあるが、神秘的な森があり、そして石鎚山の雄大な姿を眺める事ができる。苦労が多い分、楽しみも沢山ある、非常に魅力溢れたコースであった。
今年の秋と冬に再度訪れようと考えている。


コメント

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