栂海新道を歩く 白鳥山に登って来た~

2017.06.11(日) 日帰り

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今回登って来たのは白鳥山です。 この山は登り始めるのが新潟からで山頂は富山との県境にある山となってます。 この日は午後から他に出かけたい所がありました。ですが朝から晴天の絶好の山日和となってましたので同じ呉東方面と言う事でこの山に出かけてきました。 国道8号線沿いにある大鷲山の登山口を過ぎすぐに右折して川沿いを進んで行きます。やがて山の中に住所が新潟県の集落が建ち並ぶエリアに来ます。ここには山姥(ヤマンバ)洞登山道の案内があるのでその方向に進みます。そこから山道を進み白鳥山の白い看板がある所を右折して行くと白鳥山登山道坂田峠駐車場に着きます。 ここには駐車場が2カ所あり、山の中の駐車場ですが整備されておりました。この日は手前の駐車場にはすでに何台も車が駐まってました。 車止めのある道を歩いていくと直ぐに左手に登山口があるのでそこから坂田峠方面に向かいます。すぐに分岐路のある坂田峠につきそこからが海抜0メートルの日本海から朝日岳まで続いている栂海新道となります。 すぐに石が埋め込んである元金山跡に向かう道を横断する所に出ます。駐車場もそうだったのですが、糸魚川は日本ジオパーク認定されてますのでそのおかげで周辺は整備されてる様です。 登り出しから階段とトラロープが続く急登が結構続きます。ですが栂海新道ですので割と整備されてるなって思いました。展望はイマイチですが、海が見える所も何カ所かありました。 急登を登り切りると軽くアップダウンするルートとなっていきます。前日の雨でぐちゃぐちゃになってる所も結構あります。沢水の水場であるシキ割の水の先は未だ残雪の残る上を歩く所がありましたが谷筋なのでこの時は穴が空いてる所もあったので注意しながら渡りきりました。 空が明るくなってくると雨で中央が削られたルートが何カ所も出てきます。赤土だったので金剛堂山の登山道のようだなって思いながら気をつけて進んで行きます。 山姥コースとの分岐路を過ぎると途中にはかたくりが咲いてる所が何カ所かありました。山頂が見えてきてようやく展望が開けてくるとそこには雪が残る山並みがドーンと見えてきました。 そして白鳥小屋のある白鳥山に到着。周辺は低い木で覆われてましたが雪の頂の山々や日本海の海原が見えます。ここの小屋にはハシゴがかけられており上に登る事ができますので登ってみるとそこは360度見渡せる絶景のスポットとなっておりました。 調べてみると尖ってる山は新潟焼山や火打山の様で立山や剣は裏側が見えました。 少し離れた場所にはトイレがありましたが、なかなかダイナミックな構造でしたね~ ユックリしたかったのですが、早々に切り上げました。頂上から下り始めると分岐点の間までには多くの方とすれ違いましたので、意外とこの山人気あるんだなぁって思いましたね。 下山は山姥洞や滝のある山姥コースで下って行きます。こちらは栂海新道よりも歩く人が少ない様です。ですが途中でこのルートから登ってこられる方もいらっしゃいました。 やがて轟音が聞こえる沢渡り場所に出ます。そこは鼓ヶ滝の流れ落ちる上部のすぐ脇でした。そこから下って行くと滝が見える所に出ます。ここから崩れぎみのトラバースルートとなります。 そして山姥洞に到着。昔、山姥が住んでいた洞窟らしいのですが、どう見てもクマの住処っぽい雰囲気ありましたので中を覗くのはちょっと気を遣うそんな所でした。 階段がありそこを下っていくと広い駐車スペースがあり林道終点である山姥洞登山口に到着。ここからはしばらく林道歩きとなります。時折日本海も見渡せますがモクモクと下って行きスタート地点に戻りました。 今回は約4時間20分の山行となりました。 栂海新道も制覇は無理ですが、少しずつでも歩いて見たいと思いましたね。

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