天生湿原

2017.06.13(火) 日帰り

活動データ

タイム

08:21

距離

7.6km

のぼり

493m

くだり

503m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 21
休憩時間
1 時間 48
距離
7.6 km
のぼり / くだり
493 / 503 m
8 21

活動詳細

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何年か振りに天生湿原を歩いた。いつものことだが、ここの山道はなかなか先へ進めない。先ず登山口から亜高山帯植物を見ながら湿原までゆっくりと歩き、それほど広くはないが静かな落ち着いた天生湿原ではミズバショウやリュウキンカを初めとしてタテヤマリンドウやミツガシワなど数多くの湿性植物とともに時間を過ごす。湿地を過ぎてこの山の核心とも言えるカラ谷の原生林に入ると一面の亜高山帯植物が咲き、ブナやトチ、カツラの大木が空を覆い尽くす。屋久島や白神山地を訪ねたことはないが、これほど生き生きとした森は他に知らない。ゆっくりと時間を過ごした後さらにカラ谷をつめて行くと、圧倒されるほどのカツラの門が出迎えてくれる。所々残雪のため早春の花々が咲き残っておりタイムマシンの働きをしている。頂上の籾糠山は諦めて、木平湿原を廻って、霧の中の幻想的なブナ林を下り、ようやく、多くの人が訪れるようになった登山口の駐車場に戻った時は車は一台しかなかった。

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