奥多摩の秘境 、酉谷山へ

2017.06.17(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
9 時間 14
休憩時間
54
距離
21.8 km
のぼり / くだり
1855 / 1857 m
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活動詳細

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少し気合いの入った登山をがしたくなり(日帰りで)奥多摩でまだ登れてなかった酉谷山にソロでチャレンジです。遭難し易いとの噂と、東日原から西回りで周遊した場合20km以上の長距離登山になってしまうので、これまでスルーして来ました。東日原鍾乳洞の脇の神社の登山口からスタート。早速急斜面の洗礼で体力を削られてバテる。なんか変だと思ったのは、人がいないことと、道が目立たず踏み跡も見えないこと。しかも勾配は急でなかなか前に進めない。北上してウトウの頭付近まで来ると、ほとんど道がなくなっていて視界も悪い。GPSを見ながらも自分位置がよく分からないことも。これはマズイ。かなり時間が過ぎていて焦り出す。このペースだと日が暮れるまでに確実に下山できない。ハエが大量発生して止まるとハエがまとわりつくからゆっくり休めず。動物、鳥、カエル、虫の鳴き声が凄い。コースを外れて戻ってみたり。こりゃダメだと断念することも考えたけど、こんな道戻りたくない。体力的にも精神的にも追い込まれつつ、山頂に到着。やっぱりハエが多い。昼食どころではないので酉谷山避難小屋へ。これがとにかく綺麗で快適!助かった〜。山登りでこんな気持ちになったことないかも。人もほとんどおらず、合わず、道なき道を進む自分との戦い。ヤバいなこの山はと振り返りながら昼食を取り終わると15:00。ここまで5時間。4時間以内で下山出来るだろうか。 酉谷山山頂から天目山まではごく普通の登山でホッとしたが、距離はかなり長い。天目山の山頂で疲れた足をさすりながら時計を見ると16:30。冬なら真っ暗。気力を振り絞って下山再開。ゴール手前の単調で長い急坂で足が悲鳴上げ気味。18:30駐車場到着。助かった〜というのが正直な心境。遭難者が多い理由を実感しながら、また一つ大きな仕事をやり遂げた心境に浸りました。

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