足尾寂峰探訪 庚申川渡渉し無名沢遡行で小法師尾根へ向かい県境尾根を奥袈裟丸山、法師岳、男山、六林班峠と縦走

2017.06.17(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
12 時間 29
休憩時間
1 時間 27
距離
25.2 km
のぼり / くだり
1907 / 1924 m
3 2
2 42
30
30
15
2 22
1 39
1

活動詳細

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土曜の天気予報、足尾は良い感じなようだ。奥秩父に行くつもりだったが足尾にする。 この日、いしさん達はクラシックルートで皇海山を目指すはず。僕は対岸の寂峰達で対抗することにした。 小法師岳、登山道は無いがいくつかルートがある山ではあるが庚申川を庚申林道側から渡渉し小法師尾根に向かった記録は極一部しかない。笹ミキ沢出会い辺りから庚申川に下りて渡渉すればいけるのではないか?と界隈で話題に上がったので下見に行くことにする。 笹ミキ沢に下りて庚申川に下りて行く。深い淵もあるが膝までの濡れで渡渉成功。対岸を探ると滝が落ちている。名もなき沢、この沢を遡行して見ることにする。出会いの滝は直登できないので岩場を巻くようにして土斜面を登る。ナゲに挨拶しつつゴーロをだらだら登っていく。ジャケットのせいで滝汗。さっさと脱げばよかった。(GPS補足せず。) やがて滝も出てくるが水量少なく地味ゴーロ。しかし次第に支沢を分けると苔むした小滝やナメが現れる。スタンスホールド豊富なので苦労はしないがラバーソールなので滑る。フェルトでくればよかった。 短い沢なので2時間かからず稜線に出る。雨降沢の頭を経て小法師岳へ。先週取り付けられたブログ仲間のたそがれオヤジさん作の山名板が静かに溶け込んでいる。 さてここからが気力・体力と時間の勝負。県境尾根へと道なき道を行く(ここまでも登山道は無いのだが)。 基本北側を歩けば藪は薄く踏み跡は辿れるがたまにきつい笹藪も。アップダウンも地味に来る。 クマパンチにびびりつつ12時に県境に着いた。奥袈裟丸山まで往復する。ナゲ達が綺麗に咲いているが雲の中で展望は望めない。 県境尾根を北に戻り法師岳を目指す。踏み跡もありそこまで藪は酷くない。 この先が密藪区間。足尾では珍しいネマガリが繁茂するところが出てくる。踏み跡を外すと時に2m近い笹藪の海を泳ぐことになる。男山への登りが特にきついがここは踏み跡を辿れるかどうかで労力が大きく変わるだろう。小法師岳まで来ていたジャケットのせいでかいた滝汗で失ったミネラルの代償として足が攣る。笹藪の中で倒木に座り回復を待つ。 やがて笹藪はましになり六林班峠についた。 しかしここYAMAPの地図の位置とは違う。まあ標識あるし今六林班峠にいるのは間違いないのだが。(なおここは分岐は少し違うかもしれない。) じゃあ北西のとこには何があるんだよと北西の藪に突っ込んでみると台地状のところをえぐって通路にしたような跡地が。これは古道?そこを越えて適当に行くと鋸山を目指す登山道に合流した。 ということはこれを南東に行けば庚申山荘へ至るトラバース道分岐に行くはずだがめんどうだったので藪漕いで登山道を目指すことにする。あんまりこういう馬鹿な事をしてはいけない。 獣道があればそれをたどり、無ければネマガリを掴んでトラバース。女山東尾根を降りて行き踏み跡を北へ進むと水場辺りで登山道に合流。ここで水を汲めば良かった。 後は登山道・・なのだが疲れた身にこのトラバースは結構来た。 庚申山荘について水場に行くがほとんど水が出てない。沢で汲めば良かった。諦めてさっさと下山した。 今日もまた足尾の奥深さに触れた一日だった。 道なし藪あり熊の生息地なのでうかつに入り込まないでください。県境尾根も目印ありますが笹藪区間は目印見失ったらもう進めない!とやっていると遭難します。方角のあってる踏み跡を辿って適当に歩けばそのうち目印にあうだろうくらいの気持ちで進むのが吉。 詳細は下記 https://blogs.yahoo.co.jp/fu32miffy/37637815.html https://blogs.yahoo.co.jp/fu32miffy/37637842.html https://blogs.yahoo.co.jp/fu32miffy/37638029.html https://blogs.yahoo.co.jp/fu32miffy/37638320.html

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