行っちゃいました！十勝岳山開き本峰コース

娘②が免許取得。17日は運転練習しながら旭川へ行くことになった。じゃ、ついでに十勝岳だよね…と上富良野町の十勝岳山開き登山に申し込む。だって富良野岳コース締め切ってたんだもの。うっかり、富良野岳縦走上級コースなんてのも申し込んで慌ててキャンセルしたりと迷走したんだけどね。 5時起床。フラヌイ温泉に車を駐車させてもらって上富良野駅へ。送迎バスに乗って十勝岳温泉へ。受付で「本峰コースの方はヘルメットをどうぞ」って声に、「持ってきてます！」なんて張り切って言ったり。 安全祈願をすませ、テープカットして（見えてないけど）、本峰コースのグループから出発！ちょっと緊張！ 安政火口までの道は子供の頃を含め何度か来てるから大丈夫。その先は3度目？小さな娘②の手をつないだり、抱っこしながら登った日を思い出しながら歩く（分岐まで行ったんだよね）。いい天気だ！ 安政火口を渡ったところで休憩。上ホロ分岐の雪渓で休憩。我が家にはありがたいペース。さぁ、ここからがグイッと登るんだよね。階段もありだし。1列に並んで歩く私の後ろにいた夫が私の前に行くという。 「かあちゃん前にいるとおいていかれそうで焦る」とのこと。そうですか。では。交代。 階段途中でも休憩。遠くに十勝岳が見える。あそこまで歩くのか…遠い…。 「ここから12～3分で階段終わりますから～」と係りの人の声。そうか！歩きながら、何分たったかな？と考える。 登り切ったあたりで、夫、足がつりそう…ってちょい休憩。 前回来たときは、高いのイヤ～と見ることができなかった火口も今回は覗き込むことができる。美しい景色♬少しは成長したかな？（え？おなかが？） ほどなく上富良野岳。前回はホント手前で帰ってたんだね。40年前に夫が歩いた時には存在しなかった上富良野岳。20年前にここが上富良野岳って命名されたらしい。 さらに、ほどなく上ホロカメットク山。やっと来ることができたね。上ホロ！来たかったんだよ。 上ホロ避難小屋でトイレタイム。高所恐怖症には辛い、怖いトイレでした。 さぁ、ここから1時間ちょい。頑張ろう。もう足、ジンジンしてるけれど、まだ、十勝岳の山頂は遠くにあるけれど行こう。 途中で、望岳台から来た美瑛チームとすれ違う。最後の登り。頑張ろう父ちゃん！ 休みながらも、山頂へ。 山頂からの眺めは格別！でっかいど～だわ～（ちゃんと写真撮らなかったけど）。だって、もうみんなランチしてる。 「13時15分出発で～す」の声。う～、食べなくちゃ！飲まなくちゃ！撮らなくちゃ！大忙し。ここで、ヘルメット装備の説明がある。活火山である十勝岳。30年周期で噴火しているらしい。そしてそろそろ30年だとか。小さな噴火は予知が難しいらしい。だから、全員にヘルメットを持ってもらいましたとのこと。なるほど。 私は苦手なガレガレの下山時転倒に備えての意味も込めヘルメット装着。 記念撮影をして下山。後ろから人がくると焦るので、後ろのほうで下りよう。ザレザレの下りは膝に悪い。疲れた足には力が入らない。ズリっズリッ、ズズ～。 ヤバイ、薬が切れた。鎮痛剤を飲む。サポートタイツの下には右膝にテーピンググルグル、左膝のお皿の上と下にもテーピング。今日のお膝対策はさらに登る前の鎮痛剤だったのだ。 更に、ズリズリしながら歩く…と、不意にズリ～！焦って力を入れたとたん、ポロッと… 右上の歯のブリッジが外れた！うそ、マジ？転ばないように足に力を入れると同時に口をぐっとつぐむ。 前日、車の運転中に噛んでいたガムと一緒に外れたヤツがこのタイミングで再び外れるとは！ 落っこちなくてよかった～！ 下りは、休憩している先頭集団に追いつくと、先頭集団は出発するって状態のまま、避難小屋を過ぎ… 「ここからだと、望岳台に下りるほうがラクダよな」なんて話をしている人の声に 「望岳台に下りた～い」と思いながら、吹上温泉へ。長かった～！ 昨年、一昨年のこのコースの話では、下りは雪渓を尻滑りって書いてあったのに、今年は雪渓が切れていたとかでオール歩き。途中、米袋忘れたことを後悔したのだけど、いらない心配だったね。 もう下りたくないって思った道だけど、登ってみたいかも？と思ったので、来年は望岳台から登る山開きに参加しようかな？と思ったりして…。でも、尻滑りリベンジもしたかったり…。 この日のために、たくさんの方々が道の整備をされたとのこと。ありがとうございました。楽しかったわ～！