活動データ
タイム
09:34
距離
21.9km
のぼり
2706m
くだり
2692m
活動詳細
すべて見る夏山シーズンが始まる前の梅雨の季節。毎年、天気予報をみて悶々とした気分になることは必定なので、梅雨入り前に思いっきり山歩きがしたい、と思い、まだ登ったことがなかった鳳凰山へ足を延ばしました。 コースは、ドンドコ沢を登り、地蔵岳→観音岳→薬師岳を巡り、中道を下りるプラン。ドンドコ沢には高度感あふれる滝がいくつもあり、余力があれば滝巡りもしてみることに。 出発は青木鉱泉から。青木鉱泉までは未舗装の林道を行くことになります。道路上には落石があり、夜に運転するのは正直怖いです。青木鉱泉の駐車場は1日750円。早朝の場合は、下山時に清算でも構いません。 ちなみに青木鉱泉の日帰り入浴は1,000円。男湯にはシャンプーはなく、石鹸が置いてありました。 青木鉱泉のすぐ奥手からドンドコ沢コースの登山道がスタートします。このドンドコ沢コース、滝が見どころではあるのですが、滝がある=結構高度差がある=かなりの急登という公式がぴったりあてはまるなかなかの登りっぷり。文字通りひたすら登っていきます。寝不足の体にはかなりきつく結構バテバテに。 いくつもかかる滝のうち最後の「五色の滝」をすぎるとようやく傾斜がゆるやかになり鳳凰小屋に到着します。水場があり水がいただけます。鳳凰小屋をすぎると地蔵岳まではもう少しですが、崩壊した花崗岩特有の砂地の斜面に足を取られ、最後の登りはかなりきついです。きつい登りを登りきると、あのオベリスクがドーンと聳えていて見ごたえは十分。 地蔵岳から観音岳は登り返しが急で結構体力を消耗します。しかし、崩壊した花崗岩が織りなす奇岩群が目を楽しませてくれます。 観音岳から薬師岳は距離はありますが、高低差は大きくなく尾根歩きが楽しめます。観音岳から薬師岳を見る方向に丁度富士山が聳えているので、富士山の眺望も楽しむことができます。 薬師岳からの下りは、中道を利用しました。上部にほんのすこしだけ雪が残っていますが、歩行には問題ありません。アイゼンは不要です。中道の下りも岩があったり、木の根っこがあったりとなかなかの曲者です。下りが苦手な私には、苦行そのものでした。しばらくすると笹原が生い茂る場所に出ますが、木の根っこで滑りやすいので気を付けてください。登山道終盤には、九十九折が続く下りがあり、それを終えると長い林道歩きがあります。 今回日帰りのプランニングをしましたが、時間に余裕があれば1泊2日の行程がいいと思います。
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。