下山部 初プチ縦走@三瓶山

2017.07.01(土) 日帰り

活動データ

タイム

05:33

距離

6.1km

のぼり

613m

くだり

613m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 33
休憩時間
1 時間 4
距離
6.1 km
のぼり / くだり
613 / 613 m
2 7
33
7
1 4
7

活動詳細

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少しずつ山にも慣れてきた下山部。 今まではずっとトレッキングポール頼りの広い登山道ばかりのピークハントだったが、ここらで少しステップUP。ロープ場やちょっとした岩を通過するコースでさらにプチ縦走を経験しようと選んだコースが男三瓶〜女三瓶。 7月1日と予定は早々に決まったが、近づくにつれ空模様に一抹の不安を抱える日々。そして迎えた当日の山頂付近は15m/秒の強風の予報。雨は大丈夫そうなのでアタックを開始した。 今回はフルメンバーの6人。雨こそ降らないものの登山口からすでに風を感じながら熟女4人と1人のおっさん?を引き連れ曇天の中歩みを進める。 山アジサイ、シモツケ、ササユリと梅雨時期の花々を愛でながら時折ガスで霞む神秘的な登山道をゆっくり登っていく。 途中ハート型のシモツケにテンションがあがるメンバー、やっぱり女性なんだと実感する一面をのぞかせつつ、『山頂まであと5分』の道標を見てもう一踏ん張り。 しかし行けども行けども山頂は見えない。 自分たちのペースの遅さは頭の片隅にも無く 「あの看板間違ってるよね〜」 「5の前に1が足りないんじゃない⁉︎」 と、さすが下山部を実感させる悪態をつきながら山頂に到着。 予報通りの強風、景色も見えないガスの中で誰が誰だかわからない集合写真だけを撮りひとまず避難小屋へ。 さぁここからは岩、ロープ、急登と初めての体験が彼女たちを待ち受ける。 ポールを仕舞い両手を駆使して犬戻しを慎重に下っていく。途中天候が好転してきたのか速い雲の流れの切れ間に室ノ内池が見え隠れしてきた。 初めての縦走者たちを歓迎しているのか否か、山は様々な表情を見せ自然の雄大さを感じながら女三瓶を目指す。 ユートピア辺りではかなりクリアな視界となり改めて景色のいい稜線歩きをしている実感に浸るメンバーたち。珍しく下りの後の登りにも文句一つ言わない。 女三瓶下の展望台では時折男三瓶の山頂が見える。 今まで歩いてきたコースを振り返り子三瓶、孫と全景が現われた。 「晴れた日にもう一度歩きたいね」 この一言に今日のみんなの気持ちが集約されているのだろう、いつかは全山縦走を。 女三瓶より北の原に向かう。 途中藪漕ぎ気味の登山道に 「本当にこの道であっとる❓」 と、ここでも初体験の藪漕ぎに自分たち本位の文句を浴びせてくるメンバー。 冷静に考えてほしい。俺も一緒に歩いてるから嘘はつかない。 まだまだ全幅の信頼はないようだ。 翌日、筋肉痛の話題が多い。 今後もさらなるステップUPに不可欠な通過点。 山は決して甘くない。

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