活動データ
タイム
07:12
距離
13.0km
のぼり
518m
くだり
521m
チェックポイント
活動詳細
すべて見るみなさんは、初恋の人や昔の恋人に久々に出会って愕然としたことがありますか? 今日、今までで一番好きになった「山」に逢いに行って来ました。 🗻十勝幌尻岳(とかちぽろしり^だけ)1846.1m 昨年、台風3連発を喰らった北海道。これにより、未曾有の大水害を被った十勝地方。 今年6月17日のpetrie170さんの活動日記を参考に、カチポロ(十勝幌尻岳)に向かいましたが、被災現場に足を踏み入れると、かつての「麗しのカチポロ」とは全く別の山。活動日記から想像していた状況とは桁外れの惨状に愕然。 昔の恋人が「メデューサ'」に変わっていた現実に、登頂の気概も失せ、道半ばで心が折れ無念の撤退となりました。 この惨状 素人目ですが、一部残った登山道や周りの崖の高さから判断して、元の緑多い渓流地帯は石ころの下に埋まっているのではなく、上流からの破壊的で強烈な土石流によりその表皮の土面が一気に削り取られ、その後に猛烈な水圧に運ばれて来た玉石がうず高く積もったものと思われます。 美しい渓流や涼やかな登山道を構成していた地表は、おそらく下流の戸蔦別川にそして十勝川に流れて行ったのでしょう! これは、昨年の台風災害が残した北海道の山の爪痕を記録したものとご理解ください。 戸蔦別林道の復旧のための測量は始まっています。がしかし、山側からの大規模崩落を留め、川の流れを変え、護岸を整え、橋を架け替えるとなると数十年・数億円規模の事業になるでしょう。 戸蔦別林道からカチポロ登山口へ入るオピリネップ林道の復旧はそれ以降になるでしょう。 そして、もうカチポロに登ることは***ないでしょう。 【感謝】 petrie170さんの活動日記を参考にさせて頂きました。ありがとうございます。 【参考】 2015年6月の健在だった頃のカチポロの記録&記憶 https://yamap.co.jp/activity/98533
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