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「生命の島」 屋久島へ

不良中年Ⅱさん

  • マイスター  マスター
  • 自己紹介:シニア世代なのに街と山をウロウロの不良です。元気なうちに日本百名山を登り切ろうと、2015年の夏から1年間、オレンジのハスラーで全国の山へ出かけ、61~99座を終えました。○○症候群にならないよう、登れない阿蘇山は大切にしまっておきます。これからは近場の低山、アルプスのバリエーション、気になる二百名山などをめざします。冬山でも頼りになり、全国のヤマッパーと交流できるYAMAPに感謝しつつ、しばらく不良を続けます。
  • 活動エリア:兵庫, 奈良, 滋賀
  • 性別:男性
  • 生まれ年:公開しない
  • 出身地:公開しない
  • 経験年数:10年以上
  • レベル:初心者
  • その他 その他

屋久島

2017/07/29(土) 15:38

 更新
鹿児島

「生命の島」 屋久島へ

活動情報

活動時期

2017/07/01(土) 14:34

2017/07/03(月) 11:25

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アクセス

854人

文章

昨年の屋久島は霧の中。晴れた屋久島を歩きたいと、梅雨明け間近な時期をねらって出かけました。

■1日目:淀川小屋へ
JACのシルバーシートで屋久島空港へ。バスで安房へ。安房に宿泊の予定だったが、今日中に小屋まで行こうと、バスの中で宿をキャンセル。安房で乗り換えの30分の間にガスボンベを購入。贔屓の「かもがわ」で弁当二食分をゲット。バスで紀元杉へ、歩いて淀川登山口へ。今年から始まった環境保全の協力金を納め、淀川小屋へ。小屋の中で一人ツェルトを張ったが、夜中はヒメネズミの運動会だった。外にはテント3張、7人。

■2日目
淀川小屋〜宮之浦岳
朝4時すぎに出発。しばらくランプをつけて。雷の音とともに雨がパラパラ。晴れの予報だったけど今年も雨?と思いながらガマン。
小花之江河、花之江河を通り、途中から黒味岳へ。しばらく歩いたところで、霧の中から黒味岳が姿を現わす。みるみる霧が晴れ、黒味岳頂上からはほぼすべての山が見えた。
元の道に帰り、安房岳、翁岳を横に見ながら進む。栗生岳、宮之浦岳を正面に見ながら下る道に水が流れ、池をつくり、まわりに苔・・まるで桃源郷だ。
栗生岳の岩の中にある岳参りの祠に手を合わせ、しばらく登ると宮之浦岳。初めてみる360度の大パノラマです。

宮之浦岳〜永田岳〜高塚小屋
今回の山旅のねらいは、黒味岳、永田岳、宮之浦岳の三山に登ること。少し下ったところにザックをデポして永田岳をめざす。途中の道がえぐられ、所々に水がたまって歩きにくい。
頂上からは、宮之浦岳、南西に黒味岳、北に坊主岩など、ここも360度の大パノラマだ。
引き返して、高塚小屋をめざす。カンカン照りの天気に、水に浸したタオルを首にかけ、水場を見つけてはガブガブ飲む。
しばらく下ると樹林帯に入る。シャクナゲ、ナナカマドなどが着床した屋久杉を見ながら進むと新高塚小屋。しばらく進むと4時に高塚小屋に到着。
今晩は一人?と思っていたら、パーティ、ガイドに連れられたツアーなど、計20〜30人で賑やかになった。快晴を信じてデッキにツェルトを張った。テントは3張り。

■3日目:高塚小屋〜白谷雲水峡
5時半に出発。縄文杉もウィルソン株もほぼ素通り。どうしてみんなガイドまで雇って縄文杉を見に来るんだろう。頑張って縦走すれば、屋久島の本当の値打ちがわかるのに・・と思う。
トロッコ道に入ると、荒川登山口からガイドに連れられたツアー客が続々。その度に道を譲る。礼を言うガイドやツアー客もいるが無言な人も多い。
そんなことを考えながら歩いていて、楠川分かれを通り過ごした。バックして辻峠をめざす。昨年も思ったけど急坂が辛い。江戸時代、島津藩の命で屋久杉(板木)を楠川の港まで運んだ人々は、さぞかし辛かったろう。と思いながら辻峠に到着。せっかくだからと太鼓岩をめざす。宮之浦岳方面は雲の中。
「もののけ姫」の着想を得たという「苔むす森」を通って白谷山荘へ。そのまま下った渡渉箇所は問題なかった。どんどん下り白谷雲水峡に入る。昨年は楠川歩道を歩いたが今年はまっすぐ。昼前に無事に下山し、バスで宮之浦の町へ。素泊まり民宿「ふれんど」にお世話になりました。

■4日目:屋久島一周観光
台風3号が九州北部に接近しているなか、レンタカーを借りて屋久島を一周しました。
・屋久島環境文化センター:世界遺産を紹介する資料館
・志戸子の村:海岸に沿った道と直角に交差する道でできた格子状の村
・吉田の村:海岸に沿った道沿いに形成された村、平家の落人伝説あり
・永田の村:いなか浜(ウミガメの産卵地)で有名。水田もある。奥岳(永田岳)が唯一見える集落で有名だが見えず。
 岳参りは2回/年、今年の秋は11月4日・5日(隊長A田さんの話)
・屋久島灯台:明治期に建てられた古い様式の灯台、アクセス道が狭い。
・西部林道:植生の垂直分布が連続してみられ、ヤクシカ、ヤクサルなどが生息するエリア。世界遺産指定。道が狭い。
・大川の滝:高さ88mの滝
・湯泊温泉:海岸にある露天風呂。着替え室あり。

■屋久島の旅を終えて
2回目の旅ではじめて〝晴れた屋久島の山々″の大パノラマを見ることができました。高塚小屋では、トラツグミのピーピー、ヤクサルのキャキャと鳴く声を聞きながらツェルト泊。屋久島は〝生命の島″との思いを一層強くしました。また来る予感がします。

《おせっかい情報》
・屋久島の環境保全のための協力金が今年3月にスタート。日帰り千円、山中宿泊は二千円。白谷雲水峡のみ利用者は五百円。
・主な入山コースは、①淀川登山口、②荒川登山口、③白谷雲水峡。
 宮之浦岳・永田岳日帰りは①、縄文杉日帰りは②③、縦走は①②③でしょう。
・屋久島の縦走ルートに危険な箇所はほぼありません。主な遭難は、増水時の渡渉、道迷いによる谷への転落とのこと。
・屋久島のほぼ全ての小屋にヒメネズミが出没。食料はザックに入れて吊るすように。
・屋久島では川が道、道が川。ローカットのアプローチシューズに水が沁みました。
 沢歩きの気分でしたが、底の深い靴がいいでしょう。
・飛行機の場合、ガスボンベ、ナイフ、ライターなどの持ち込みは禁止(空港で購入可能)。
・安房の有名な弁当屋「できたて屋」は早朝のみ。定食で有名な「かもがわ」で無理を言って作ってもらいました。
・宮之浦の素泊まり民宿「ふれんど」は、きれい、風呂・調理室・洗濯機・乾燥機(有料)つき、親切・安いのでオススメ。
 宿紹介アプリ「Booking.com」への参加で外国人の宿泊が増えている。シーズンは早めの予約を!(キャンセル料あり)

軌跡・時間・距離

軌跡データをダウンロード
  • 活動時間活動時間20時間30分
  • 活動距離活動距離26.49km
  • 高低差高低差1,293m
  • 累積標高上り/下り累積標高上り/下り2,235m / 2,832m
  • スタート14:34
  • 1時間12分
  • 淀川小屋15:46 - 04:17 (12時間31分)
  • 2時間45分
  • 黒味岳07:02 - 07:22 (20分)
  • 2時間27分
  • 栗生岳09:49 - 10:01 (12分)
  • 10分
  • 宮之浦岳10:11 - 10:33 (22分)
  • 1時間10分
  • 永田岳11:43 - 12:05 (22分)
  • 1時間27分
  • 平石13:32 - 13:38 (6分)
  • 2時間35分
  • 高塚小屋16:13 - 05:40 (13時間27分)
  • 3時間42分
  • 辻峠09:22 - 09:59 (37分)
  • 26分
  • 白谷山荘10:25 - 10:27 (2分)
  • 58分
  • ゴール11:25
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