遥かなるペテガリ

昨年の台風の影響で林道の通行止が心配だった日高。 ペテガリは行けるとのことで遥かなる山を目指す。 ダニ、クマが懸念事項であり、 クマ対策には鈴に加えてホイッスルを吹く。 ダニ対応は下山後まで気が抜けなかった。 峠越えの沢道(笹薮に少しダニ)が荒れているが、 その後の道は比較的良好。 平日にも関わらずペテガリ山荘には7〜8人の宿泊者あり。 ピーカン照りの翌日、ペテガリを目指す。 最初の登りと山頂への最後の登りの笹薮に いろんなダニがたくさんいます。 笹が覆いかぶさった道もあるので上からも防御が必要。 長大な西尾根をアップダウンを繰り返しながら 1301m峰に着くと、クマの糞がそこかしこに。 この辺りが好きなようです。 ここからの登りがきつく、 これを越えれば！→まだかよ〜の繰り返し。 やっとたどり着いた山頂は虫がいっぱい飛んでいるが、眺めは最高。 頂上で念のためダニを確認すると、 内側の服に3匹も発見。 やつらの動きは素早く、 暗い場所へと服の内側に侵入するので、 外側の服に付いていないからと安心してはいけない。 下山は暑さとの戦い。 暑さにまいりすぎて、 水を飲みたいと思わなくなる禁断症状手前までいく。 晴れた日のペテガリは水が充分に必要。 全てにおいて消耗したタフな山でした。