喜界島

出典: Wikipedia

喜界島(きかいじま、きかいがしま)は奄美群島の北東部に位置する島。 鹿児島県大島郡に属し、全島が喜界町に属している。奄美大島にほど近い、東経130度線上に位置している。 【地形】 隆起性サンゴ礁の島で全島ほとんどがサンゴを起源とする石灰岩で出来ている。 【歴史】 古代では大宰府と密接に繋がっていたことが、文献上、記録されている。『日本紀略』長徳4年(998年)の記述として、大宰府が喜界島に対して、暴れ回っている南蛮人を捕えるように命じている。ここで記述されている「南蛮人」とは、西に位置する奄美大島の島民を指しているものと考えられ、『小右記』長徳3年(997年)の記述から判断されている。また、長徳5年(999年)に大宰府が朝廷に対して、南蛮人を追討したと報告していることからも、喜界島には、それだけの機関や勢力が存在していたと考えられている。これらのことから、奄美大島人と喜界島人が区別されていたことがわかる(城久遺跡群からも、島外の遺物が多く、南西諸島の中でも独自性が強いとされる)。(中略)

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