西表島

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西表島(いりおもてじま)は、沖縄県八重山郡竹富町に属する島であり、八重山諸島最大の島である。 【地理】 面積289.28km²、周囲130.0kmの島で、日本では北方領土の色丹島に次いで第12位、沖縄県内では沖縄本島に次いで面積第2位である。2005年度国勢調査に基づく人口は2,347人。 【地勢】 島の面積の90%は亜熱帯の自然林で覆われ、山の斜面・森林ともに海の間近にまで迫っており、平地はほとんどない。人の居住地は海岸線沿いのわずかな土地に限られる。また、島の面積の約8割は国有林である。 島を構成する古見岳(こみだけ、標高469.5m)、テドウ山(標高441.2m)、御座岳(ござだけ、標高420.4m)の三峰は琉球諸島全体の中でも屈指の標高を有する。太古の海進期にも完全に水没することなく、結果として島の生物群は独特の生態系を維持したまま現在に到る。上記のような山は島の中央ではなく周辺部にあり、島全体が山で覆われるものの、中央が高いわけではない。平地は島周辺にほんのわずかにあるが、連続していない。外から見ると台形の島である。仲間川と浦内川はいずれも沖縄県では大きな川で、共に島の端近くの山から流れて反対側に出る。 川は数多く、島の外側が急斜面であるため滝も多い。カンピレーの滝、マリユドゥの滝、ピナイサーラの滝は観光的にも重視される。 崎山湾は自然環境保全地域に指定されている。

このエリアについて

掲載されている山

古見岳・小浜島・里島・新城島・鳩間島

  • 古見岳

    標高 469 m

    古見岳(こみだけ)は、沖縄県八重山郡竹富町に位置する山である。 標高は469.5メートルで、西表島における最高峰であり、沖縄県では於茂登岳(石垣島)、与那覇岳(沖縄本島)、桴海於茂登岳(石垣島)に次いで4番目に高い山である。 山頂には三等三角点「高那岳」が設置され469.48mとなっている。西表島は、古見岳をはじめ300-400メートル級の山が連なり、壮年期地形を形成している。山頂付近にはリュウキュウチクが群生する。 方言ではクンダギと呼び、古見岳という山名は古見村(現在の竹富町古見の一部)の背後に位置することに由来する。地元では神が降り立つ山として信仰の対象となっている。

  • テドウ山

    標高 441 m

  • 桑木山

    標高 311 m

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