虚空蔵山・八王子山・和田寺山

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虚空蔵山(こくぞうさん)は兵庫県篠山市・三田市にある標高596mの山である。加古川水系と武庫川水系の分水嶺。登山道の途中には虚空蔵寺が現存している。ふるさと兵庫50山に選定されている。 【概略】 虚空蔵山(こくぞうさん)は、兵庫県篠山市と三田市の境をなす標高596mの山で、むかしは「岩辻山」と呼ばれていた。推古天皇時代、聖徳太子が夢のお告げによって三田市側の中腹に虚空蔵堂を建立したことから、虚空蔵堂山と呼ばれるようになった。 盛時は本堂の他に毘沙門堂、薬師堂、仁王門などの七堂伽藍があったという。天正7年(1579)明智光秀の「丹波攻め」の際、兵火に焼かれ焼亡したが幸い御本尊虚空蔵菩薩像は難を逃れ、三村但馬守等などにより再び伽藍は復興したが、豊臣時代には寺領を没収され衰退、明治時代の廃仏毀釈により僅かに仏閣を留めるだけとなっていたが、今でも虚空蔵堂が残り歴史を感じる造りになっており聖徳太子ゆかりの寺を参拝できる。(中略)

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  • 白髪岳(しらがたけ)は兵庫県丹波篠山市にある標高721.8 mの山である。加古川水系と武庫川水系の分水嶺。 白髪岳(しらがたけ)は、関西百名山の一つで、南側から望めば、綺麗な両肩をいからせたような山容が特徴で、丹波富士とも称され秀麗な山容が特徴的である。頂上からはほぼ360度の展望が可能で、二等三角点が存在する。隣に位置する松尾山(高仙寺山)688.0 mとは続き尾根となっており、双方の登山が周回ルートにもなる。 松尾山は山頂に松尾城本丸跡や高仙寺跡(酒井城)などの史跡があり、波多野氏傘下の酒井党の支城が点在している。高仙寺城は、矢代酒井党の惣領主水介氏治が築いたとされ、氏治は南矢代城を本拠にしていたが、明智光秀の丹波攻めが始まると、さらに酒井党が割拠する諸城の要城として、標高もある峻険な松尾山上に新たな城を築いたという。他に、千年杉、高仙寺の僧侶の墓である卵塔群、三基の石仏、阿弥陀堂跡、愛宕堂や高仙寺本堂跡、などの史跡も残る。 白髪岳へはJR西日本福知山線古市駅が最寄駅となる。

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