広島南アルプス(武田山・三滝山・鈴ヶ峰)

このエリアについて

掲載されている山

武田山, 火山, 丸山, 大茶臼山, 鬼ヶ城山, 鈴ヶ峰, 宗箇山(三滝山)

  • 武田山

    標高 410 m

    広島市にある、標高410mの山。広島市中心部の北西に連なる山塊を武田山群とよび、武田山は火山(ひやま・467m)と同じく盟主である。武田山の山頂は木々に囲まれているが、南方面の広島市街、さらに光り輝く瀬戸内海まで一望できる。ここは安芸の守護であった武田氏の本拠銀山城(かなやまじょう)の築かれていた山で、武田氏にちなんで武田山と呼ばれるようになった。この周辺は、戦国期に毛利氏が広島に本拠を移してそこに城下町を築くまで、中世を通じて安芸国の政治や経済の中心地として繁栄していた。付近にはお守岩、館跡などの遺構がたくさん残っている。武田山はなだらかな山容、火山は鋭鋒で、黒谷山(353m)、小堀山(399m)などと合わせて縦走されることが多い。史跡が残る縦走路を歩いてみよう。

  • 尾長山

    標高 186 m

    広島市の太田川河口付近に位置する、標高186mの山。尾長山は南東に延びる尾根が長いので「尾長山」と名付けられたと言われている。頂上には戦時中の防空施設の跡が丸く石組みで残っており、今はこの場所に「航空標識塔」が設置され、毎夜飛行機の安全のため赤い灯を点滅している。尾根筋の端から端まで全長約5kmの縦走路にはたくさんの枝道があり、変化に富んだハイキングコースとして多くの人に親しまれている。都心に近い住宅地だが、見立山・神田山・牛田山・尾長山・二葉山など楽しい縦走ルートが整備されている。

  • 牛田山

    標高 260 m

    広島県西部、太田川河口付近に位置する、標高260mの山。都心に近い住宅地である牛田地区、その中心部を取り囲むように馬蹄形をした山なみが牛田山である。山名の由来は、公家の高官(公卿大人)の所有地で「大人田(うした)」と呼ばれていたという説や、荒れた土地を開拓したことから「潮田(うした)」と呼ばれていたという説などがある。尾根筋の端から端まで全長約5kmの縦走路にはたくさんの枝道があり、変化に富んだハイキングコースとして多くの人に親しまれている。見立山・神田山・牛田山・尾長山・二葉山を縦走されることが多い。牛田山は隆起した花崗岩の山で表面は風化しており、いわゆる真砂土で覆われ、多くの動植物が確認できる。

  • 二葉山

    標高 131 m

  • 広島市にある、標高487mの山。広島市中心部の北西に連なる山塊を武田山群とよび、火山は武田山(たけだやま・410m)と並ぶ盟主である。武田山はなだらかな山容、火山は鋭鋒で、黒谷山(353m)、小堀山(399m)などと合わせて縦走されることが多い。頂上からの展望はすばらしく、東に牛田山、呉娑々宇山、西に窓ヶ山、大峯山などが眼前に広がる。頂上から5分ほど下がったところにも展望の良い岩畳があるので立ち寄ってみよう。火山には神武天皇ののろし台の伝説が残っている。武田山の山頂は木々に囲まれているが、南方面の広島市街、さらに瀬戸内海までが眺望できる。さらに山頂一帯が安芸国の守護職・武田氏の居城であった銀山城址となっており、付近にはお守岩、館跡などの遺構がある。史跡や伝説が残る縦走路を歩いてみよう。

エリア近辺の天気

関連する活動日記

同じタイプの地図を探す