子持山

出典: Wikipedia

子持山(こもちやま)は、群馬県北西部の沼田市と渋川市との境界にある標高1,296.1mの火山である。 【概要】 90万年前〜20万年前の間に活動した第四紀の成層火山で、南側の浸食が激しい。山腹には多数の放射状に広がる岩脈が、屏風岩などになって現れている。その中心には主火道の獅子岩があるが、その位置は現在の山頂から1kmも離れており開析が進んでいることがわかる。

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子持山

  • 子持山(こもちやま)は、群馬県の中部にある火山。標高1296メートル。「ぐんま百名山」の一つに選ばれている。 典型的な成層火山で、浸食が著しく進行した結果、火山の内部構造である火山岩頸や放射状岩脈が地表に露出しており、地質学の観察に適した山として知られる。火道のマグマが柱状に岩化して垂直に屹立する「獅子岩(大黒岩)」など特徴的な山容をしており、関越自動車道からも遠望できる。 子持山は群馬県のほぼ中央部に位置する。東の山麓には利根川が南へ流れ、南の山麓には吾妻川が東へ流れる。西には小野子山があり、子持山とのあいだの谷あいには旧三国街道が通じている。北西部には名久田川の上流部があり、その流域は中山盆地とよばれる低地になっている。北の尾根は北西から西へと向きを変えて破風山へと連なる。

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