伊勢市

出典: Wikipedia

伊勢市(いせし)は、三重県南東部に位置する都市である。市域は旧度会郡及び多気郡の一部。 【概要】 伊勢神宮の門前町として発達した都市で、「神都」の異名を持つ。江戸時代には「お伊勢まいり」の街として多数の観光客が訪れ、現在も伊勢志摩の中心都市となっている。伊勢神宮では20年に一度社殿を建て替え神座を移す「神宮式年遷宮」が催行され、街に活気をもたらすことから「伊勢の町は遷宮のたびに新しくなる。20年ごとに活性化する」と言われている。直近の式年遷宮は2013年に開催された。 1906年(明治39年)までは度会郡に属しており、明治維新直後の慶応4年7月6日から明治2年7月17日まで度会府の府庁が置かれた。廃藩置県により度会府は度会県となり、三重県に編入される1876年(明治9年)4月18日まで県庁所在地であった。

このエリアについて

掲載されている山

  • 朝熊ヶ岳

    標高 555 m

    朝熊山(あさまやま)は、三重県伊勢市・鳥羽市にある山。正式名称は朝熊ヶ岳(あさまがたけ)。『三国地誌』では「岳(たけ)」とも記され、伊勢市近辺で「岳」は朝熊山を意味する。南方に連なる「朝熊山地」を含めて「朝熊山」とする場合があり、この場合には志摩市まで跨がることになる。山頂付近に臨済宗の金剛證寺があり、この寺を「朝熊山」と呼ぶ場合もある。 朝熊山は標高555メートル (m) の北峰と約540 mの南峰(経ヶ峯)のほかにいくつかの峰がある。伊勢志摩国立公園の中に位置し、日本百景に選定されている。紀伊半島から太平洋に突き出た志摩半島の最高峰で、山頂付近は初日の出の名所である。朝熊山は伊勢志摩を代表する霊山として知られる。 朝熊(あさま)は、『延喜太神宮式』などに「朝熊(あさくま)」とあるように「あさくま」が本来の読みであり、音が約され「あさま」となったと考えられる。なお、「あさくま」との読みは伊勢神宮摂社の朝熊神社に残っている。 「あさくま」の語源として、浅隈(川の浅瀬を意味する古語)に由来する説(度会清在『旧蹟聞書』)が有力とされる。ほかに、この地を訪れた空海の前に朝に熊が夕に虚空菩薩が現れたという伝説による説(金剛證寺伝)、朝熊神社の祭神である葦津姫(別名木華開耶姫)の通音に由来するという説(度会延経)などがある。 北峰に三角点がなかったため、ケーブルカーの駅の跡付近の一等三角点の標高の478 mを誤って記載する地図が昭和時代には数多く存在した。

  • 楠部山

    標高 284 m

  • 三郷山

    標高 142 m

  • 牛草山

    標高 549 m

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