四阿山・根子岳

出典: Wikipedia

四阿山(あずまやさん)は長野県と群馬県の県境に跨る山。標高2,354m。日本百名山の一つに数えられている。吾妻山・吾嬬山(あがつまやま)などとも呼ばれ、嬬恋村では吾妻山が用いられている。 【概要】 約90万年前~30万年前に活動した安山岩質溶岩による成層火山で、34万年前の噴火により直径約3kmのカルデラが形成された。その後の侵蝕により現在の複数峰による(四阿火山)の形態に至る。四阿火山とは周辺の根子岳、四阿山、浦倉山、奇妙山の総称。志賀高原から続く火山帯に属する。 四阿山の南山腹には複輝石安山岩の大岩脈があり、六角柱状の俵を積み上げたような奇観を呈し、四阿山の的岩として国の天然記念物に指定されている。 この山の南西(長野県)側にスポーツ等の合宿で名高い菅平高原が広がり、長野県側及び群馬県側にはスキー場がある。また、この山の北に日本の滝百選の一つである米子大瀑布がある。

このエリアについて

掲載されている山

四阿山, 根子岳, 浦倉山, 茨木山

  • 四阿山

    標高 2354 m

    長野県と群馬県の県境に位置し、群馬県側では吾妻山・吾嬬山(あづまやま、または、あがつまやま)ともよばれる。どこから見てもなだらかな山容で、その姿が屋根のように見えることから四阿山の名が付いたといわれる。古い火山で(現在は活火山ではない)、北側の谷にある日本の滝百選の米子大瀑布(よなこだいばくふ)はその名残でもある。山頂へのメインコースは、西麓の菅平高原がスタート地点。菅平牧場(有料)を抜けて、四阿山やその隣にそびえる根子岳をめざす。この根子岳と四阿山の鞍部には大スキマと呼ばれる広い草原があり、ヨーロッパアルプスを思わせる眺めが展開する。群馬県側のパルコールつまごいスキー場のゴンドラ山頂駅からは山頂まで約2時間の最短コースが延びる。

  • 根子岳(ねこだけ)は、長野県須坂市と上田市の境に位置する標高2207mの山である。日本百名山・四阿山(あずまやさん・2354m)から北西に連なる稜線上に位置し、2座を縦走する登山者も多い。また西麓の菅平牧場からの周回ルートも整備されており、マイカー利用でも変化に富んだ登山を楽しむことができる。高山植物が豊富な山でもあり、初夏から初秋にかけて稜線は様々な花で彩られる。中でも9月に咲くウメバチソウは、可憐な白い花姿が美しく、花の百名山に選定されている。石祠が祀られた山頂からは北アルプスをはじめとした山岳パノラマが広がり、樹氷が美しい四阿山からの稜線は雪山シーズンも人気がある。

  • 小根子岳

    標高 2127 m

  • 浦倉山

    標高 2090 m

    浦倉山(うらくらやま)は、群馬県嬬恋村と長野県須坂市の境に位置する標高2090mの山である。日本百名山・四阿山(2354m)から北に伸びる稜線上にあり、山頂直下までパルコール嬬恋リゾートのゴンドラが伸びているため、この2座をピストンする登山者や、鳥居峠・四阿山・浦倉山を縦走するぐんま県境稜線トレイルを歩く登山者が多い。詳細は四阿山を参照。 https://yamap.com/mountains/51

  • 上砥草山

    標高 1312 m

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