ニセコアンヌプリ・イワオヌプリ・チセヌプリ

出典: Wikipedia

ニセコアンヌプリとは、北海道後志総合振興局かつニセコ積丹小樽海岸国定公園内にある標高1,308.2mの活火山。ニセコ火山群に属しニセコ連峰の主峰である。世界の4大スキー場の一つに数えられ、西側にはイワオヌプリ、ニトヌプリ、チセヌプリなどの山々、北側にはワイスホルンがある。尻別川を挟んで羊蹄山の向かいにあり、世界的なスキー場のある山としても有名である。日本三百名山である。山頂には一等三角点(点名「似古安岳」)が設置されている。

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掲載されている山

ニセコアンヌプリ・イワオヌプリ(硫黄山)・ニトヌプリ・チセヌプリ・シャクナゲ岳・白樺山

  • ニセコアンヌプリ(にせこあんぬぷり)は、北海道虻田郡ニセコ町と倶知安町の境に位置する標高1308mの山である。もっともポピュラーな登山口であるニセコ五色温泉は、源泉かけ流しの湯量豊富な名湯で、露天風呂からはニセコアンヌプリを一望できる。またニセコ連峰の北西に位置する神仙沼は神秘的な湖沼や湿原が点在し、夏の高山植物や秋の紅葉などを楽しめる絶景スポットとなっている。一等三角点「似古安岳」が設置された山頂には避難小屋もあり、東側に位置する日本百名山・羊蹄山(1898m)の、「蝦夷富士」の呼称に相応しい伸びやかなすそ野を広げた堂々とした山容を間近に望むことができる。

  • チセヌプリ

    標高 1134 m

    チセヌプリは、北海道岩内郡共和町と磯谷郡蘭越町とにまたがる標高1,134.2 mの火山である。ニセコ連峰東山系に位置し、ニセコ積丹小樽海岸国定公園内にある。二等三角点(点名「袴腰」)が設置されている。 浅い頂上火口底に高層湿原と小沼の点在する火山である。また北面に位置する溶岩台地に高層湿原の神仙沼湿原も擁する。山名「チセ・ヌプリ(cise-nupuri)」はアイヌ語で「チセ(アイヌの伝統家屋)の形をした山」を意味する。北側斜面は山体崩壊によってえぐれている。

  • イワオヌプリは、北海道虻田郡倶知安町と磯谷郡蘭越町とにまたがる標高1,116 mの活火山である。ニセコ連峰東山系に位置し、ニセコ積丹小樽海岸国定公園内に属する。 山名はアイヌ語で「イワウ・ヌプリ(iwaw-nupuri)」で「硫黄(の)山」を意味する。ニセコ連峰の中で最も若い火山であり、江戸時代後半や20世紀初頭には山頂部で噴気活動があったことが記録されている。 山頂は東側に開いた火口の中に中央火口丘で、こちら側では噴気はほとんどない。一方、山頂の西側には350×250mの火口があり、さらにその火口の中心に直径約100mの火口が入れ子状に存在している。こちら側では山肌は硫黄の結晶や火山礫に覆われ、噴気活動を伴う温泉が噴出している。 また、イワオヌプリとニトヌプリの間に直径約900mのカルデラ状の窪地があり、その中心に小イワオヌプリ(1039m)がある。

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