神戸市

出典: Wikipedia

神戸市(こうべし)は、兵庫県南部に位置する兵庫県の県庁所在地である。垂水区・須磨区・長田区・兵庫区・中央区・灘区・東灘区・北区・西区から構成される政令指定都市である。 【概要】 海と山の迫る東西に細長い市街地を持ち、十分な水深の有る扇状の入り江部に発展した理想的な港湾・神戸港を有する日本を代表する港町である。 市域中央に横たわる六甲山地の山上の高原一帯は日本における別荘・リゾート等の発祥地として有名であり、六甲北麓の有馬温泉は日本三古湯の一つとして古来より名高い。 「神戸」という地名は、現在の三宮・元町周辺が古くから生田神社の神封戸の集落(神戸「かんべ」)であったことに由来する。西国街道の宿場町であり北前船の出発地の一つでもあった兵庫津(ひょうごのつ)に近く、廻船問屋が軒を並べていた神戸村を指していた。神戸三社(神戸三大神社)をはじめとする市内・国内にある神社の神事に使うお神酒の生産にも係わり、前述の有馬温泉や神封戸の形成も市名の由来に関係している。 海運においても古くから盛んで、近代には世界の市場にその名を知られるほどに隆盛していった。以降も貿易・鉄鋼・造船・機械・製造・ゴム・真珠加工・観光等の産業を中心に発展、ファッション・医療・食料品などの産業も近年は盛んである。 兵庫県南部地震で市街地と港は甚大な被害を受けたが、国内3番目の市営空港として神戸空港が開港するなど復興を遂げつつある。 2007年、フォーブスの「世界でもっとも綺麗な都市トップ25」で25位に選ばれた。ちなみに1位はカルガリーで、アジアでは神戸を含む日本の3都市(勝山9位、大牟田25位)が選ばれている。 2008年、アジアの都市で初めて「デザイン都市」としてユネスコに認定された。 2012年、スイスのECAインターナショナルが世界400余りの都市の、気候、医療サービス、インフラ、安全性、大気品質などの生活水準を調査し発表した「世界で最も住みやすい都市」で、日本の都市で唯一トップ10に入り、世界全体で5位、アジア内ではシンガポールに次ぐ2位に選ばれている。

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掲載されている山

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  • 旗振山(はたふりやま)は神戸市須磨区と垂水区の境界にある標高252.56mの山。 六甲山系の西端に位置し、南は大阪湾(明石海峡)、北は播磨平野に続く丘陵地となっている。山頂付近の地質は風化が進んだ花崗岩、植生はコナラ等の二次林である。山頂付近には、旗振茶屋や本州四国連絡高速道路の鉢伏無線中継所などがある。 山頂付近に設置されている四等三角点の基準点名は「鉢伏山」である。

  • 鉄拐山

    標高 237 m

    鉄拐山(てっかいさん)は神戸市須磨区と垂水区の境界にある標高237mの山。 六甲山系の西端付近に位置し、南は大阪湾(明石海峡)、北は播磨平野に続く丘陵地となっている。六甲山の主稜線上に位置し、西に旗振山、東に旧高倉山(おらが山)がある。山頂付近の地質は風化が進んだ花崗岩、植生はコナラ等の二次林である。山頂付近には、1級復興基準点が設置されている。 標高は資料により237mとするもの、234mとするものがある。

  • 東山(ひがしやま)は、兵庫県神戸市須磨区に位置する標高253mの山である。南側の須磨浦公園から、鉢伏山・旗振山(253m)・鉄拐山(234m)・高倉台・栂尾山(274m)・横尾山(312m・最高峰)を経て東山から妙法寺駅に下山する縦走コースは「須磨アルプス」と呼ばれ、手軽な低山縦走コースとして親しまれている。西側の横尾山との間にある馬の背は、岩肌が露出した痩せ尾根で、須磨アルプス随一の絶景ポイントとしてSNSでもよく見かける。詳細は横尾山を参照。 
https://yamap.com/mountains/6190

  • 栂尾山

    標高 273 m

    栂尾山(とがおさん)は、兵庫県神戸市須磨区に位置する標高274mの山である。南側の須磨浦公園から、鉢伏山・旗振山(253m)・鉄拐山(234m)・高倉台から、栂尾山(274m)・横尾山(312m・最高峰)・東山(253m)から妙法寺駅に下山する縦走コースは「須磨アルプス」と呼ばれ、手軽な低山縦走コースとして親しまれている。山頂には展望台が設置され、神戸市街地を見下ろし淡路島までを遠望できる。詳細は横尾山を参照。
 https://yamap.com/mountains/6190

  • 横尾山(よこおさん)は、兵庫県神戸市須磨区に位置する標高312mの山である。南側の須磨浦公園から、鉢伏山・旗振山(253m)・鉄拐山(234m)・高倉台・栂尾山(274m)から、横尾山(312m)・東山(253m)から妙法寺駅に下山する縦走コースは「須磨アルプス」と呼ばれ、手軽な低山縦走コースとして親しまれており、横尾山はその最高峰である。山頂には二等三角点「須磨山」が設置されており、須磨アルプスの盟主であることが窺える。東山との間にある馬の背は、岩肌が露出した痩せ尾根で手すりの付いた階段も要所に設置されている。緑の山並に白茶けた岩肌が際立つその景観は、須磨アルプス随一の絶景ポイントとしてSNSでもよく見かける。

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