対馬 南エリア(厳原町・美津島町・豊玉町)

出典: Wikipedia

対馬(つしま、旧字体は對馬)は、日本の九州の北方、玄界灘にある長崎県に属する島である。長崎県では最大の島であり、全国においても、本州・北海道・四国・九州の主要4島を除くと、第6位の広さをもつ。対馬の大半を占める主島の対馬島(つしまじま、つしまとう)のほか、その周囲には100以上の属島が存在する。一般的にはこの対馬島と属島をまとめて対馬と呼ばれることが多い。古くは対馬国(つしまのくに)や対州(たいしゅう)、また『日本書紀』において対馬島(ただし、三文字引き合わせて「つしま」と読むのが書紀古訓における伝統的な読み方)と記述されていた。 地理的に朝鮮半島に近いため、古くからユーラシア大陸と日本列島の文物が往来し、日本にとっては大陸との文化的・経済的交流の窓口の役割を果たしてきた。 また、地政学的にはチョークポイントにあたるところから古代より国防上重視され、明治時代には対馬警備隊 (日本軍)が、戦後は対馬警備隊 (陸上自衛隊)・対馬駐屯地が置かれている。また、戦前には対馬要塞が築かれた。

このエリアについて

掲載されている山

竜良山, 有明山, 清水山, 白嶽, 城山, 厳原町, 美津島町, 豊玉町, 姫神山

  • 有明山(ありあけやま)は、長崎県対馬市にある、標高558.09メートルの山。万葉集で「対馬の嶺」と詠まれた山とされる。壱岐対馬国定公園、しま山100選。 対馬の南部に位置する対馬市厳原町国分は、かつて西海道・対馬国の国府が置かれた場所である。有明山はその西方に位置し、山名は有明の月(明け方の月)がかかる山という意味で命名されたものと考えられている。筑紫国(後の筑前国・筑後国、現・福岡県)や壱岐島(一支国、壱岐国、現・壱岐市)から船で対馬国国府の浦を目指すにあたり、その目標とされた山(前山)でもある。 登山口は町なかにある「観光情報館 ふれあい処つしま」(対馬観光物産協会)の近くにあり、そこから清水山を経て2時間ほどで有明山の山頂に至る(道のり約2.9キロメートル)。山頂に三角点(基準点名は「有明山」、等級は一等三角点)が設置されており、標高は558.09メートル、地理院地図上では558.1メートルと記載されている。山体の地質は対州層群の砂岩や頁岩、およびそれらが黒色のホルンフェルスと化したものからなる。 有明山の南麓、8合目に相当する場所に「有明峠」がある。厳原から西に約2.5キロメートル、目掛方面へと越える峠道にあり、有明山の山頂に至る登山道が分岐している。山頂周辺は草原(ススキ)となっており、眺望に優れる。対馬でも登山人気の高い山である。毎年4月はゲンカイツツジやコバノミツバツツジが、5月から6月にかけては山頂のヤマボウシが見頃。有明山の南東側は佐須川の源流域(日掛川)であり、対馬林業公社が所有する「日掛水源の森」として自然環境が保護されている。また、東側の斜面は原始林で覆われており、国の史跡・清水山城および万松院がある。

  • ビングシ山

    標高 79 m

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