三方崩山

出典: Wikipedia

三方崩山(さんぽうくずれやま)は、岐阜県大野郡白川村の両白山地の東部に位置する標高2,059 mの山である。白山国立公園内にあり、ぎふ百山に選定されている。 【登山】 国道156号の道の駅飛騨白山から西に林道があり、その終点が登山口となっている。三方崩山への唯一の登山道である。山頂までの距離は、4.8 kmである。1,624 mの標高点までブナ林の急坂の樹林帯が続き、その先に南側が崩落している白ガレがある。その先は両側が切れ落ちたナイフリッジの痩せ尾根が山頂まで続く。山頂周辺はオオシラビソなどの針葉樹林帯となっている。山頂は東側が絶壁になっていて、東に猿ヶ馬場山、遠方に北アルプス・御嶽山・御母衣湖・鳩谷ダムなどを望むことができる。南東には別山を望むことができる。白山の大部分は奥三方岳に隠れる。山頂に二等三角点が設置されている。登山道の周辺には山小屋やキャンプ指定地はない。山頂から奥三方岳へと続く稜線はクマザサやオオシラビソなどの樹木が生い茂っている。登山道はなく、残雪期以外の歩行は困難である。

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掲載されている山

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  • 帰雲山

    標高 1622 m

    帰雲山(かえりくもやま)とは、岐阜県大野郡白川村にある標高1,622mの山。 岐阜県北部、大野郡白川村中央部、庄川右岸の木谷(きだに)にある。国道156号の同村内保木脇(ほきわき)付近からその山容と、後述の西側山腹にできた大崩落面を眺めることができる。北西の麓は世界遺産の白川郷の萩町集落がある。飛騨高地最高峰の猿ヶ馬場山の西にある前衛の山である。

  • 猿ヶ馬場山(さるがばんばやま)は、岐阜県大野郡白川村の白川郷の東側に位置する飛騨高地最高峰の標高1,875mの山。 前衛峰の帰雲山は、1585年(天正13年)11月29日に発生した天正大地震により山崩れを起こし、庄川沿いの山麓にあった帰雲城が一夜で埋め尽くされ多くの被害が出た。1998年(平成10年)4月1日に、周辺の天生湿原を含む山域は岐阜県により天生県立自然公園に指定された。日本三百名山及びぎふ百山 のひとつである。

  • 赤頭山

    標高 1602 m

  • 日照岳

    標高 1751 m

    日照岳(ひでりだけ)は、岐阜県高山市と大野郡白川村にまたがる両白山地の標高1,751 mの山。 岐阜県山岳連盟により「ぎふ百山」のひとつに選定されている。地元では「にっしょうだけ」とも呼ぶ。山域は特別豪雪地帯で、居住地はない。北東山麓には御母衣ダムがある。岩瀬地区にあった「日照開拓地」は日照岳の眺めが良い。

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