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大日ヶ岳・毘沙門岳

出典: Wikipedia

大日ヶ岳(だいにちがたけ)は、白山国立公園内の両白山地南部に位置し、岐阜県高山市と郡上市にまたがる標高1,709 mの山である。

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大日ヶ岳, 水後山

  • 大日ヶ岳(だいにちがたけ)は、白山国立公園内の両白山地南部に位置し、岐阜県高山市と郡上市にまたがる標高1,709 mの山である。 717年(養老元年)に、泰澄上人が大日如来を山頂に祀り開山したと伝えられている。山名の由来はこれによる。 もともと、美濃、飛騨、越前の3国の国境の山であったので、「三国山」とも呼ばれていた。福井県に属していた石徹白村が1958年(昭和33年)の昭和の大合併の際、当時の岐阜県郡上郡白鳥町(現郡上市)に越境合併したため、山体すべてが岐阜県に属するようになった。郡上市で三番目に高い山である。山頂に降った雨は、長良川、庄川、九頭竜川の3方向に分かれて流れ出る。約500万-80万年前に活動していた「九頭竜火山列」(烏帽子岳、鷲ヶ岳、大日ヶ岳、銚子ヶ峰、願教寺山、経ヶ岳、取立山、大日山などの火山の東西配列)を構成する一つであり、山体は安山岩類からなる。山腹はブナなどに覆われていたが、スキー場開発により多くが伐採された。日本二百名山、新日本百名山、ぎふ百山 のひとつに選定されている。

  • 毘沙門岳

    標高 1385 m

    毘沙門岳(びしゃもんだけ)は、福井県大野市と岐阜県郡上市にまたがる両白山地の標高1,385.3 mの山。 白山信仰にちなむ山の一つで、山名もこれに由来する。東山麓にある長滝白山神社は、白山の三馬場の一つで、美濃禅定道(白山への登拝道)の起点の馬場として栄えた。長滝白山神社を起点として、山頂を経由する行者道、南側の鞍部を横切る下谷越え、北側の鞍部を越える桧峠越えの禅定道があった。行者道の「多和ノ宿」が下谷越えの西に設けられて、毘沙門天を本尊としていた。 約30万年前の更新世中期に形成された白山火山帯の最南端にある毘沙門岳火山の火山体の中心となる山。毘沙門岳火山は単斜輝石—斜方輝石安山岩、デイサイトと比較的少量の角閃石安山岩からなる山域の北東山麓の郡上市白鳥町前谷にある「前谷床並社跡のトチノキ」は、1991年(平成3年}11月22日に岐阜県の天然記念物の指定を受けている。北東山麓の郡上市白鳥町前谷には正ヶ洞棚田がある。北斜面にはスノーウェーブパーク白鳥高原があり、無雪期にはスカイランド白鳥高原リゾートのゴルフ場となり、施設内には白鳥高原ホテルがある。北斜面などはスギ、ヒノキの植林地で、山頂付近の尾根にはブナが残されていて、南の西山への尾根にはササ原が広がる。山頂には二等三角点(点名「毘沙門岳」、標高1,385.34 m)が設置されている。ぎふ百山の一つに選定されている。

  • 水後山

    標高 1558 m

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