六郷満山(国東半島)

六郷満山(ろくごうまんざん)の六郷とは、古代国東半島の来縄、田染、安岐、武蔵、国東、伊美という六つの郷を指したもの。また「満山」とは山岳仏教寺院が使う言葉で、寺院の集合を称しています。奈良時代から平安時代にかけて成立したものといわれる六郷満山。古来の山岳信仰に天台仏教や浄土思想が結びついて宇佐神宮の神仏習合がとけこみ、神と仏が混然一体となった霊地は、やがて僧たちの修行の場として次々に寺院が建立されたといわれています。国東半島は六郷満山文化の名残が今も色濃く伝えられており古仏・古刹に刻まれた千年の祈りに触れることができます。

このエリアについて

掲載されている山

国東市, 千燈岳(千灯岳), 万の岩, 千の岩, 行入ダム, 高城, 津波戸山, 国東半島峯道ロングトレイル国東コース(K-1, K-2, K-3, K-4, K-5, K-6), 国東半島峯道ロングトレイル豊後高田コース(T-1, T-2, T-3, T-4)

  • 田原山(鋸山)

    標高 500 m

    田原山(たわらやま)は、大分県北東部の豊後高田市および杵築市にある標高542mの山である。鋸歯状の山容から別名鋸山(のこぎりさん、のこぎりやま)とも呼ばれる。 国東半島の付け根に位置する山で、山頂には鋸の歯のように凹凸のある尾根が長く連なる。山頂からの視界は開けており、南側に由布岳、鶴見岳や、別府湾、別府市街、大分市街を望み、北側には周防灘を望む。豊後高田市と杵築市の市境にあたり、合併前は、豊後高田市、旧西国東郡大田村、旧速見郡山香町の3市町村の境が接していた。 標高はそれほど高くないものの、鋸歯状の岩塊に掛けられた鎖などを使って登り降りする箇所も多く、登山の面白みが味わえることと、山頂からの眺望が良好であることなどから、幅広い登山者に人気があり、九州百名山及び大分百山に選定されている。 西側(豊後高田市側)の中腹には国の重要文化財、史跡に指定された熊野磨崖仏がある。また、中世には北方の尾根に大友氏分家の田原氏の居城、田原山城が築かれていた。

  • 猪群山

    標高 458 m

  • 両子山(ふたごさん、ふたごやま)は、大分県国東市にある国東半島の最高峰である。標高は720.6メートル。山麓には六郷満山の寺院群が点在し、近年はミカン栽培が盛んである。瀬戸内海国立公園に含まれている。 両子火山群は、両子山を中心として国東半島を形成している火山群である。国東半島の中央部にある溶岩台地および溶岩ドームと、その周りにある侵食された火砕流堆積物からなる。190万年前 - 110万年前に活動した。国東半島全体が両子火山の噴出物で形成されているが、開析が進んでいてV字の緩やかな谷が多数ある。中央部には溶岩ドームや溶岩台地が多数あり、いくつもの峰を形成している。岩質は角閃石安山岩-デイサイト。

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