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能登半島北部

出典: Wikipedia

能登半島(のとはんとう)とは、北陸地方の中央付近から日本海へ北に向けて突き出した半島である。日本における日本海側海岸線で最も突出面積が大きい半島である。 ほぼ全域が石川県に属するが、南東の一部は富山県に属する。東側の海岸線は途中から東に折れて、富山湾を形成する。 半島内部は、標高 200 m から 500 m 程度の丘陵地帯が続く為に平地は少なく、輪島市などでは、千枚田が見られ、中でも白米千枚田は有名。海岸線を主体に広い範囲が能登半島国定公園に指定されている。古代からナマコの特産地である。 「能登はやさしや土までも」との言葉もあるように、人はもとより土までも優しい(柔らかい意)と言われている。

このエリアについて

掲載されている山

  • 西出山

    標高 107 m

    西出山(にしでやま)は、石川県輪島市門前町五十洲(いぎす)に位置する標高107mの山である。海岸線から一気に100m以上もせり上がる山容は、山麓からもよく目立つ存在である。北に皆月湾、南に吉浦を抱き日本海に突き出した半島・小崎の最高峰で、山頂直下を通り小崎を周回する林道が走っている。山頂付近は深い竹薮になっているが、107.7mの三等三角点が設置されている。南には日本海の海岸線と猿山岬、その奥にそびえる雪割草の名山・猿山を、北には皆月湾越しの通ヶ鼻を望み、日本海の海岸美を楽しむことができるだろう。

  • 番場山(ばんばやま)は、石川県輪島市門前町樽見に位置する標高313mの山である。南麓に皆月川、北東麓に西二又川が流れており、共に日本海に注いでいる。西二又川の中流には、本流を流れる女滝と支流から注ぎ込む男滝からなる男女滝(おめだき)があり、石川県の指定名勝になっている。北側の樽見地区と南側の暮坂地区を結ぶ道から、尾根沿いに林道が伸びており山頂直下まで進む。薮の中の番場山山頂には三等三角点が設置されており、樹間から日本海を望むことができる。山麓には、日本海の強風から家屋を守るために周囲を竹垣で囲った「間垣」が点在しており、能登の伝統的な暮らしを実感できる。

  • 佐比野山

    標高 387 m

    佐比野山(さびのやま)は、石川県輪島市下黒川町にある標高387mの山である。能登半島最大のミズバショウ群生地がある三蛇山から林道を南下し、巨大な電波塔を目印に西へ進んだ小高い藪の中に、387.7mを示す三角点が設置されている。詳細は三蛇山を参照。 https://yamap.com/mountains/633

  • 高洲山

    標高 572 m

    高洲山(こうしゅうざん)は、日本の中央部、石川県の能登半島北部にある山で、奥能登の最高峰である。山頂は輪島市にあり、標高567m。 輪島市の市街地や海岸線からもよく見える山である。山頂には航空自衛隊のレーダーサイトがあるためすぐにそれとわかる。古くは嶽山(だけやま)とも呼ばれ信仰の山にもなっており、山腹には高洲神社が、山頂には高洲神社の奥宮が鎮座している。地元の学校では遠足で登るなどしており、市民に親しまれた山となっている。 山頂には能登では貴重なブナ林が広がっているが、南側は一部開けており、近くにこれより標高の高い山は存在しないことも相まって眺望が大変素晴らしい。能登空港、能登島、富山湾を挟んでの立山連峰や後立山連峰、さらに条件さえよければ遠く新潟焼山や加賀の白山まで見渡すことが出来る。

  • 鉢伏山(はちぶせやま)は、石川県輪島市と能登町の境に位置する標高543mの山である。能登町の最高峰であり、山中に御仏供養水と呼ばれる湧水があるように修験道の行場であった。一等三角点の設置された山頂付近にはこの標高では珍しいブナ林が広がり、大切に保全されている。山頂直下まで林道があり、北西にある霊山・高州山とあわせて登られることも多い。

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