籾糠山

出典: Wikipedia

籾糠山(もみぬかやま)は、岐阜県飛騨市と大野郡白川村にまたがる飛騨高地の標高1,744 mの山。 【概要】 1998年(平成10年)4月1日に、周辺の山域は岐阜県により天生県立自然公園に指定された。ぎふ百山のひとつである 。国道360号の天生峠から、山頂へは中部北陸自然歩道の登山道(遊歩道)が整備されている。ブナやオオシラビソなどの原生林や高層湿原(天生湿原、木平湿原、ミズバショウの群生地)を通るコースがある。ブナ、カツラ、サワグルミなどの原生林にはツキノワグマなどが生息する。山頂は鋭く尖った円錐形の小ピークで、狭い山頂には三等三角点(点名が「籾糠山」)が設置されている。山頂から南南東に御嶽山、東に飛騨山脈、北に飛騨北部の山並みを望むことができるが、白山は猿ヶ馬場山に隠れて見えない。神通川水系小鳥川の支流である金山谷の源流の山である。この金山谷では江戸時代初期から天生金山が開かれ、昭和初期まで金、銀、銅、亜鉛などが採掘されていた。

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掲載されている山

主要ルート

  • 帰雲山

    標高 1622 m

    帰雲山(かえりくもやま)とは、岐阜県大野郡白川村にある標高1,622mの山。 岐阜県北部、大野郡白川村中央部、庄川右岸の木谷(きだに)にある。国道156号の同村内保木脇(ほきわき)付近からその山容と、後述の西側山腹にできた大崩落面を眺めることができる。北西の麓は世界遺産の白川郷の萩町集落がある。飛騨高地最高峰の猿ヶ馬場山の西にある前衛の山である。

  • 猿ヶ馬場山(さるがばんばやま)は、岐阜県大野郡白川村の白川郷の東側に位置する飛騨高地最高峰の標高1,875mの山。 前衛峰の帰雲山は、1585年(天正13年)11月29日に発生した天正大地震により山崩れを起こし、庄川沿いの山麓にあった帰雲城が一夜で埋め尽くされ多くの被害が出た。1998年(平成10年)4月1日に、周辺の天生湿原を含む山域は岐阜県により天生県立自然公園に指定された。日本三百名山及びぎふ百山 のひとつである。

  • 御前岳

    標高 1816 m

  • 北ソウレ山

    標高 1555 m

  • ソウレ山

    標高 1432 m

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