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雲仙岳・普賢岳・絹笠山

出典: Wikipedia

雲仙岳(うんぜんだけ)は、長崎県の島原半島中央部にそびえる火山である。半島西方の橘湾を中心とする千々石カルデラの外輪に位置する。広義では、火山学上の「雲仙火山」と同義で、最高峰の平成新山をはじめ、三岳(三峰)とも呼ばれる普賢岳・国見岳・妙見岳、五峰(五岳)とも呼ばれる野岳・九千部岳・矢岳・高岩山・絹笠山を含め、東の眉山から西の猿葉山まで、総計20以上の山々から構成される。雲仙岳の形の複雑さは、三岳五峰(三峰五岳)、八葉、二十四峰、三十六峰など様々な数字で表現されたが、観光上のキャッチフレーズとして「三峰五岳の雲仙岳」が多用されるようになった結果、狭義として八つの山(ときには三つの山)のみを指す用法も生まれたが、歴史的には海上にそびえる山並み全体を指す名称である。行政区分では島原市、南島原市、雲仙市にまたがる。しばしば、旧最高峰の普賢岳(雲仙普賢岳)の名称と混同して用いられる。

このエリアについて

掲載されている山

雲仙岳, 普賢岳, 雲仙普賢岳, 国見岳, 妙見岳, 九千部岳, 吾妻岳, 釜岳, 竈岳, 猿葉山, 鳥甲山, 舞岳, 七面山, 天狗山, 南峰, 眉山, 牡丹山, 野岳, 石割山, 絹笠山, 矢岳, 高岩山, 九州自然歩道

  • 妙見岳

    標高 1331 m

    雲仙岳を形成する山の一つで、標高1331mの山。主峰・雲仙普賢岳の西南に位置し、山頂近くまでロープウェイが延びているので、簡単に山頂に立つことができる。1990年の大噴火でできた平成新山を望む山として観光客で賑わう。詳細は、雲仙岳を参照。https://yamap.com/mountains/93

  • 雲仙岳

    標高 1359 m

    雲仙岳は、長崎県島原半島の中央部に位置する活火山。最高峰の平成新山(標高1,483m)や普賢岳(同1,359m)をはじめとする複数の山で構成される(平成新山は活発な火山活動のため立入禁止で、事実上は普賢岳が主峰として扱われる)。もともとは雲仙ではなく「温泉(うんぜん)」とされていたが、1934年に現在の名称に改められた。一帯は2009年に日本初の世界ジオパーク(島原半島ジオパーク)に認定されている。仁田峠をはじめ一帯は4月中旬~5月下旬にかけてミヤマキリシマの名所となり、多くの登山者や観光客が訪れる。登山は仁田峠を起点に普賢岳とともに雲仙三岳をなす妙見岳と国見岳を経て普賢岳に立ち、全国森林浴百選の薊谷を下る周回コースが中心。

  • 長崎県島原半島に位置する雲仙岳を形成する山のひとつで、標高1347mの山。主峰・普賢岳の西方に位置し、山頂からは普賢岳越しに、1990年の大噴火でできた平成新山の溶岩ドームの迫力ある姿が望める。平成新山を間近に望む絶好のポイントであることから多くの登山者が訪れる。詳細は、普賢岳(雲仙岳)を参照。https://yamap.com/landmarks/22415

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