帯広市

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帯広市(おびひろし)は、北海道十勝総合振興局管内にある市。十勝総合振興局所在地で、十勝地方の拠点都市。 【概要】 帯広の街は、官主導の屯田兵や旧幕府家臣による開拓ではなく、静岡県出身の依田勉三率いる晩成社一行が1883年(明治16年)5月に入植したのが開拓の始まりである。その後の開墾は冷害や虫害など苦難の連続であったが、1895年(明治28年)に北海道釧路集治監十勝分監(通称十勝監獄。現在の緑ヶ丘公園一帯)が開設されると、受刑者によって大通が整備されていき、市街地が形成されていった。 十勝地方の農産物の集散地として栄えている。一時、自衛隊第五師団の旅団化に伴う人員削減や周辺町村への人口流出等により人口が漸減していたが、2010年(平成22年)以降は回復基調である。 考古学的に特筆するものとしては、土器で煮炊きした世界最古(1万4000年前)の痕跡とされているものが帯広市内の遺跡群(大正遺跡群)で見つかっている。

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