十和田湖
出典: Wikipedia
このエリアについて
掲載されている山
十和田湖
三ッ岳(戸来岳)
標高 1159 m
青森県三戸郡新郷村の西端にある戸来岳(標高1,159m)は十和田湖外輪山の一つで、一般的には大駒ヶ岳と三ツ岳の総称である。東北百名山にも数えられている。山のある新郷村には、ゴルゴダの丘で磔刑になったはずのキリストが日本に渡り、ここで天寿を全うしたというキリスト渡来伝説があり、キリストの墓もある。山名は「ヘブライ」に由来するという説もあり、村内にあるキリストの里伝承館には古文書などが展示されている。大駒ヶ岳へ向かう登りでは、幹周4.76m、推定樹齢300年の「日本一のダケカンバ」が見られる。大駒ヶ岳山頂を経て、三ツ岳山頂へ(平子沢登山口から約2時間40分)。眼下には十和田湖が輝き、八甲田連山や岩木山が眺望できる。
御鼻部山
標高 1010 m
御鼻部山(おはなべやま、花部山とも)は、十和田湖の北岸にある標高1,010.6mの山。 十和田湖を取り囲む外輪山の一つである。「花部山」「御花部山」「膳棚山」とも表記される。 十和田湖は青森県と秋田県の両県にまたがっており、その県境(境界)は近年まで確定されていなかったが、それを確定する上での指標となったのが御鼻部山である。藩政時代の湖面は全域が盛岡藩に属していたが、明治時代の廃藩置県によって青森県と秋田県が誕生したさい、いずれも十和田湖畔に接していたため湖面および湖畔でも境界を確定する必要があった。湖畔の北側の境界は御鼻部山山頂、南側は神田川流域を境界としたが、湖面および湖畔の県境はそれぞれの地元の反対などがありまとまらなかったため、十和田湖の湖面と御鼻部山山頂から同湖畔までの境界は未確定のままであった。その後、青森県と十和田市および秋田県と小坂町が協議した結果、2008年8月29日に廃藩置県以来137年ぶりに境界が確定される事が決まった。
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