船形山(御所山)・泉ヶ岳・蛇ヶ岳

出典: Wikipedia

船形山(ふながたやま)は、宮城県と山形県の県境にそびえる、奥羽山脈船形火山群(英語版)の主峰となる火山である。別名は御所山(ごしょざん)。日本二百名山のひとつに数えられる。 一等三角点の名称は「舟形山」(地図)で、標高は2010年(平成22年)10月1日に1500.23mから1500.34mに改められた。

このエリアについて

掲載されている山

船形山, 泉ヶ岳, 蛇ヶ岳, 黒伏山, 黒鼻山

  • 泉ヶ岳

    標高 1172 m

    宮城県仙台市街の北西にあり、仙台の中心部から1時間ほどで行けるため、家族連れや小学生の課外活動などで賑わうまさに「仙台市民の山」だ。山名は、水神をはじめ豊富な湧き水を生み出すことが由来とされる。山頂部からは、仙台市街や太平洋、船形山などが見渡せる。主な登山道は南面のからの4コース(水神コース、滑降コース、カモシカコース、表コース)で、急斜面こそあるがいずれも2時間~2時間半ほどで祠の置かれた山頂に立つことができる。時間があれば、さらに北方の北泉ヶ岳(標高1,253m)まで足を延ばしてみよう。登山適期は山開きの4月20日ごろから11月上旬で、5月の新緑と10月の紅葉のころがベスト。

  • 北泉ヶ岳

    標高 1253 m

    北泉ヶ岳(きたいずみがたけ)は、宮城県仙台市泉区の北西部に位置し、宮城県立自然公園船形連峰内にある標高1,253mの山である。 泉ヶ岳より約2km北西に位置し、およそ78m高い。船形連峰に属する火山で全山原生林に覆われており、円錐形で遠くから観ると頂上付近の確認が容易。泉ヶ岳より大きく目立つ山だが、知名度、登山者の数は泉ヶ岳に譲る。仙台近辺から見ると泉ヶ岳と北泉ヶ岳は双子の山のようなセットで目にするのが常だが、ハイキング感覚での登攀も可能な泉ヶ岳の賑わいに比べれば、北泉ヶ岳は登山する者も少ない。

  • 船形山

    標高 1500 m

    宮城・山形の県境、奥羽山脈上に位置する日本二百名山で、宮城県側は「船形山」、山形県側では「御所山」と称される。宮城県側では船を逆さにした船底のような形状から「船形山」と呼ばれ、一方の山形県側では順徳天皇が隠れ住んだという伝承から、「御所山」と呼ばれるようになったという説がある。かつては豊かなブナの原生林が広がっていたが、伐採によりその数を減らした。その後1985年に結成された「船形山のブナを守る会」の手により、ブナ林が再生しつつある。登山道は宮城県側が升沢コースと色麻コース、山形県側は層雲峡コースと観音寺コースが一般的。このうち最短時間で山頂に立てるのは色麻コース(約2時間)だ。

エリア近辺の天気

関連する活動日記

同じタイプの地図を探す