仙台市

出典: Wikipedia

仙台市(せんだいし)は、宮城県の中部に位置する、同県の県庁所在地であり、政令指定都市である。また東北地方の最大都市でもある。 【概要】 仙台市都心部周囲には広瀬川や青葉山などの自然があり、また都心部にも街路樹などの緑が多いことから、「杜の都」との別名をもつ。市は「学都仙台」「楽都仙台」などのキャッチコピーも用いている。宮城県内の純観光地の中で宿泊客数第1位を誇る秋保温泉が南西部にある。中国では、魯迅が留学した都市として有名。 現在の仙台市の推計人口は、東北地方の中で最も多い約106万人で、宮城県民の45.7%が居住する。また、仙台都市圏(広域行政圏)の推計人口は約150万人で、宮城県民の70.8%が居住する。県内総生産でも50.8%を仙台市が占めており(2009年度)、「仙台一極集中」と言われることがある。このような集積度と東北における拠点性により、物販面では隣県に及ぶ仙台経済圏を形成している。(中略)

このエリアについて

掲載されている山

仙台市(市街地)

  • 西風蕃山

    標高 372 m

  • 蕃山

    標高 355 m

  • 太白山

    標高 320 m

    太白山(たいはくさん)は、宮城県仙台市太白区茂庭にある山である。山頂部にある三等三角点「生出森」の標高は320.61メートル(2014年4月1日)。太白区の名称はこの山の名に由来する。仙台富士または名取富士とも呼ばれる。 太白山はかつては「独活(うど)ヶ森」「おどが森」「生出森」と呼ばれていた。現在の山名は「太白星(金星)が落ちて出来た山」という伝承に由来する。 この言い伝えについて言及した古い文献として、江戸時代に仙台藩の儒学者佐久間洞巖が著した地誌『奥羽観蹟聞老志』がある。この地誌は、この山に巨人や仙人がいたとする伝説も紹介している。また、太白山の名は、中国の王朝唐の都長安の西に位置する道教の聖地「太白峰」になぞらえたものでもあるという。ただ、江戸時代の絵図ではこの山は「ウトガ森」と表されていた。太白山という呼び名が定着するのは明治時代以降だろうと考えられている。 太白山は仙台市周辺の平野部の広い範囲から眺められる。その姿は縄文時代から人々の親しみと信仰の対象となってきたと考えられており、平安時代初期の大同2年(807年)には山頂に貴船神社(地図)が祀られ、奥州合戦最中の文治5年(1189年)には源頼朝が鶴岡八幡宮勧請した生出森八幡神社(岳宮、里宮)も鎮座する。また、仙台市や名取市の沖合いからも太白山を確認することができ、江戸時代には千石船がこの山を航海における目印の一つとして見ていたと伝わる。また、閖上周辺の漁業では太白山を基準の一つとして漁場の確認を行っていたという。

  • 萱ヶ崎山

    標高 379 m

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