天塩川

出典: Wikipedia

宗谷総合振興局の各管内を流れ日本海に注ぐ一級河川。天塩川水系の本流である。 北海道遺産。 【川名の由来】 アイヌ語の「テッシ・オ・ペッ」(梁(やな)・ある・川 → 梁のある川)から。中流域(中川郡美深町恩根内付近)にかつて数多くの梁状の岩が川を横切っていたことに由来する。なお、この岩は舟運に支障があったことから、河川改修の際にその多くが撤去され無くなっている。 【地理】 北海道士別市南東の紋別郡滝上町との境界に位置する北見山地天塩岳付近に源を発する。名寄盆地を北へ流れ、天塩平野に出て天塩郡天塩町と幌延町の境界を西へ流れる。海岸目前で南に向きを変え浜堤に沿って10kmほど流れ、天塩町の市街地前で日本海に注ぐ。 全長256kmは北海道内では石狩川に続き2番目の長さで、日本国内でも4番目の長さとなるが、大きな支流が少ないため、流域面積は5,590km²で国内10位にとどまる。和人入植以来、数次に渡り流路変更等の河川改修を行ってきた結果、その全長は明治時代以前の河川改修前より大幅に短くなっている。下流部を中心に河川改修跡である三日月湖が沿川に数多く見られるが、コンクリートの護岸工事の実施箇所が少なく、自然のままの護岸が多く残されていることが特徴となっている。

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