長野市

出典: Wikipedia

長野市(ながのし)は、長野県北部(北信地方)の都市で、同県の県庁所在地、中核市である。旧:上水内郡・更級郡・埴科郡・上高井郡。 【概要】 長野県北部の中心都市で、善光寺の門前町として有名である。門前町としてのみならず、周辺の観光地への前線としても重要な位置を占める。善光寺門前町を中心とする旧長野町などは上水内郡に属していたが、現在の市域はその外、旧更級郡、埴科郡、上高井郡にまたがる。 交通政策では「交通セル方式」の採用やコミュニティバス(ぐるりん号)の積極展開など特徴的な政策を持つ。 1998年(平成10年)の冬季オリンピック競技大会(長野オリンピック及び長野パラリンピック)の開催地である。 全国47都道府県の県庁所在地としては、最も標高の高い位置にある自治体である。

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長野市

  • 飯縄山(いいづなやま、飯綱山)は、長野県北部(北信地方)、長野市・上水内郡信濃町・飯綱町にまたがる山。標高1,917メートル。飯縄山と、その支峰・霊仙寺山(れいせんじやま、1875.0m)、瑪瑙山(めのうやま、1748m)などからなる連山全体を飯縄山と呼ぶこともある。戸隠山、黒姫山、妙高山、斑尾山とともに、北信五岳のひとつに数えられる。 長野市中心部から北北西へ、直線距離で10キロメートル余りに位置する。妙高火山群に含まれる成層火山。現在から約25万年前に噴火を始めた二重式火山で、約5万年前まで活動をしていた。約15万年前から12万5千年前頃の噴出物「飯縄上樽テフラ」「飯縄西山テフラ」などが関東平野北西部の埼玉県熊谷市(旧江南町)江南台地付近や群馬県甘楽町白倉で確認され、鏑川流域の露頭で観察される。これらの噴出物は年代決定の指標として利用されている。 戸隠山と共に蕎麦やスキー場でも名高い。飯縄山の南斜面に飯綱高原スキー場、東斜面にいいづなリゾートスキー場があるほか、瑪瑙山の西斜面に戸隠スキー場がある。

  • 瑪瑙山

    標高 1745 m

  • 斑尾山

    標高 1381 m

    斑尾山(まだらおやま、まだらおさん)は、長野県飯山市・信濃町との境にある、標高1382mの火山。北信五岳のひとつ。約70万年前頃から51万年前にかけて活動した。 北信五岳の中で標高が一番低く、飯綱山(1,917m)、戸隠山(1,904m)、黒姫山(2,053m)、妙高山(2,454m)と比べても斑尾山は際立って低いにもかかわらず、北信五岳の一つとなっている。これは5つの山を中野市周辺から眺めた場合、一番近い斑尾山が他の山とあたかも同じような高さで見えるためである。頂上には、薬師如来を祭った祠があり、祠の中には13体の如来像が祀られている。像は祠から出すことができるが、一旦出してしまうと、一体だけ収めることが難しくなる。伝承によると、この像を出し入れすると雨が降るとされる。 ナウマンゾウの化石で有名な野尻湖は、斑尾山の噴出物により川がせき止められて形成されたとの説もある。 斑尾山のふもとの斑尾高原には斑尾高原スキー場やタングラムスキーサーカスがある。

  • 鷹狩山

    標高 1164 m

  • 地附山

    標高 732 m

    地附山(ぢづきやま)は長野県長野市の北西側にある山。標高は733 m。裾花凝灰岩層で形成される山で、風化により凝灰岩が変質し粘土質鉱物のモンモリロナイトと呼ばれるものになり、粘土質鉱物が災害の際のすべり層となった。

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