ウルル(エアーズロック)

出典: Wikipedia

ウルル(Uluru)はオーストラリア大陸にある世界で2番目に大きい一枚岩である。ウルルは先住民であるアボリジニによる呼び名で、イギリスの探検家によって名付けられたエアーズロック(英: Ayers Rock)も広く知られた名称である。 マウント・オーガスタスよりも知名度が高いことなどから、しばしば書籍やWebサイト、テレビなどにおいて「エアーズロックは世界最大の一枚岩である」と紹介されるケースがある。しかし、マウント・オーガスタスはエアーズロック(ウルル)の倍以上の大きさがある。 【概要】 オーストラリアのほぼ中央に位置し、ノーザンテリトリー、ウルル-カタ・ジュダ国立公園内に存在する。西オーストラリア州にあるマウント・オーガスタスに次いで、世界で二番目に大きな単一の岩石である。『世界の中心』という意味合いで「大地のヘソ」もしくは「地球のヘソ」と呼ばれることもある。ウルルを形成する砂岩は鉄分を多く含んでおり、外観は鉄分が酸化した赤色を呈している。太陽の当たり方で色が変わって見え、朝陽と夕陽により赤色がより鮮やかになる。ウルルは岩盤が長期的に削剝され形づくられたもので、比高335m(標高868m)、周囲は9.4kmとなっている。表面には地層が表れ、地表からほぼ垂直に無数の縦じまを形成している。

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