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金冠山・達磨山・葛城山

出典: Wikipedia

金冠山(きんかんざん)は静岡県の伊豆半島北西部にある標高816mの山。沼津市と伊豆市との境界付近にあり、山頂は沼津市に属している。達磨火山が浸食されてできた一峰である。山頂の脇には海上保安庁第三管区海上保安本部の金冠中継所が設置されている。 この付近の山々の山頂部にはマメザクラが群生しており、春には薄桃色の花をつける。ヤマボウシ・アセビ等の低木やスズタケが山肌を覆っている。

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掲載されている山

金冠山・達磨山・伽藍山・真城山・葛城山・発端丈山・城山

  • 小達磨山

    標高 890 m

    小達磨山(こだるまやま)は、静岡県伊豆市と沼津市の境に位置する標高890mの山である。北側の金冠山(890m)から小達磨山を経て達磨山(981m)・古稀山(920m)・伽藍山(867m)へと続く「伊豆山稜線歩道」は、直下を西伊豆スカイラインが通っておりエスケープしやすく、振り返れば富士山が、眼下には戸田漁港や駿河湾が眺望できる人気のハイキングコースとなっている。詳細は達磨山を参照。 
https://yamap.com/mountains/2808

  • 達磨山(だるまやま)は静岡県沼津市と伊豆市との境界にある982mの山である。 山名は、座禅した達磨大師に似ていることに由来している。天城山の万二郎岳、万三郎岳に対し、長男天狗の棲家であったという伝説から、万太郎(番太郎)の名もあるが、認知度は非常に低い。 箱根の十国峠と比して十三国峠とも呼ばれる。十三国とは、安房国、武蔵国、相模国、甲斐国、信濃国、伊豆国、駿河国、遠江国、三河国、尾張国、美濃国、伊勢国、伊賀国の13の令制国のこと。 約100-50万年前の火山活動で形成された大型の達磨火山が、大きく侵食されて残った峰の一つが達磨山峰である。この峰は達磨火山の現在の最高地点であるが火口があった地点ではなく、かつての山頂は侵食の激しい西側斜面方向にあったと考えられている。 達磨火山の山体西側には直径4kmの馬蹄型カルデラがある。 達磨火山は開析が進んで火口などを失い、近傍では火山のように感じないが、北方から眺めると、現在でも大型火山に特有の緩やかな裾野を持っていることが見て取れる。山体の北西側は井田火山と大瀬崎火山に接し、南側は棚場火山に接する。また達磨火山の山体には北方の金冠山をはじめ、古稀山・伽藍山という名のついたある峰もある。

  • 金冠山

    標高 812 m

    金冠山(きんかんざん)は静岡県の伊豆半島北西部にある標高816mの山。沼津市と伊豆市との境界付近にあり、山頂は沼津市に属している。達磨火山が浸食されてできた一峰である。山頂の脇には海上保安庁第三管区海上保安本部の金冠中継所が設置されている。 この付近の山々の山頂部にはマメザクラが群生しており、春には薄桃色の花をつける。ヤマボウシ・アセビ等の低木やスズタケが山肌を覆っている。 地理的に伊豆市街が近いため、伊豆市が達磨山を含めた西伊豆スカイライン北方を『達磨山高原』と称し、山麓の虹の郷と一体に観光振興に努めている。沼津市も北麓にキャンプ施設の『市民の森』を整備している。 戸田峠駐車場から登るルートが最短。他にもハイカーに人気のある達磨山高原レストハウスから尾根沿いに登るルートや、北東麓にある市民の森方面から登るルート、北西麓にある真城峠から登るルートなどもある。なお、一部の登山道は、修善寺虹の郷から天城峠までを歩く伊豆山稜線歩道の一区間である。 山頂は見晴らしが良く、とくに北方の眺めが優れている。北には駿河湾越しに富士山、北西には通称沼津アルプスや箱根山を望むことができる。天城山や達磨山などの南方向は木々に覆われ見晴らしは良くない。

  • 古稀山

    標高 920 m

  • 葛城山(かつらぎやま)は、静岡県伊豆の国市にある標高452mの山である。他地域の葛城山と区別するために伊豆葛城山と呼ばれることもある。また、方向によっては釈迦が寝ている姿に見えるため、俗に寝釈迦山とも呼ぶ、葛城山は釈迦の顔の辺りにあたる。 葛城山は静浦山地の南部を構成する山で、白浜層群と呼ばれる地層で構成されている。これは科層群・湯ヶ島層群に次いで、伊豆半島で3番目に古い地層である。 この白浜層群のほとんどは、およそ1千万〜200万年前の海底火山の噴出物と、そこから削られた土砂が近くの浅い海底にたまってできた地層からなっている これらがフィリピン海プレートと本州側のプレートの衝突によってそれらが隆起して侵食が進み、現在の静浦山地が形成された。葛城山はその中でも海底火山の火道(マグマの通り道にあたる部分)が浸食に耐えて残った火山岩頸と呼ばれる地形である。これは隣の城山なども同じである。

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