入笠山

出典: Wikipedia

入笠山(にゅうがさやま)は、長野県の中西部にある赤石山脈(南アルプス)北端の標高1,955 mの山。 【概要】 赤石山脈(南アルプス)の最北部にある山で、いわゆる「南アルプス前衛の山」の一つである。ただし南アルプス国立公園の範囲には含まれない。山頂には点名「入笠山」の二等三角点が設置されている。山頂近くまでゴンドラリフトや車道が通じているため、比較的容易に登頂することができる。山頂からはほぼ360度の大展望が広がり、南・中央アルプス・八ヶ岳はもとより富士山や、遠くは北アルプスなども望める。周辺には大阿原湿原や入笠湿原などがあり、これらの湿原に自生する植物を楽しむこともできる。 登山コースは、中央本線の青柳駅またはすずらんの里駅からのコースもあるが、登山者は極めて少なく、沢入登山口からのコースが一般的であり、よく整備されている。植生保護のための動物侵入防止用の柵が設置されている。 この山の北東側の斜面に富士見パノラマリゾートがあり、冬季はスキーを楽しめる。一方西側には牧場が広がり、春から秋にかけて牛が放牧されている。

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掲載されている山

富士見パノラマリゾートを含む

  • アカノラ山

    標高 1799 m

    アカノラ山(あかのらやま)は、長野県富士見町に位置する標高1799mの山である。日本三百名山・入笠山(1955m)に登る際によく利用される富士見パノラマリゾートのゴンドラ山頂駅が直下にあり、入笠山との鞍部にはスズランの群落をはじめ四季折々の花々が楽しめる入笠湿原が広がっている。緑色岩で出来た山として南アルプスジオパークの「アカノラ山緑色岩露頭」に指定されており、緑色や風化して赤くなった岩肌を随所で見ることができる。詳細は入笠山を参照。 
https://yamap.com/mountains/16115

  • 入笠山

    標高 1955 m

    入笠山(にゅうかさやま、にゅうがさやま)は、長野県の中西部にある赤石山脈(南アルプス)北端の標高1,955 mの山。 赤石山脈(南アルプス)の最北部にある山で、いわゆる「南アルプス前衛の山」の一つである。ただし南アルプス国立公園の範囲には含まれない。山頂には点名「入笠山」の二等三角点が設置されている。山頂近くまでゴンドラリフトや車道が通じているため、比較的容易に登頂することができる。山頂からはほぼ360度の大展望が広がり、南・中央アルプス・八ヶ岳はもとより富士山や、遠くは北アルプスなども望める。周辺には大阿原湿原や入笠湿原などがあり、これらの湿原に自生する植物を楽しむこともできる。 登山コースは、中央本線の青柳駅またはすずらんの里駅からのコースもあるが、登山者は極めて少なく、沢入登山口からのコースが一般的であり、よく整備されている。植生保護のための動物侵入防止用の柵が設置されている。 この山の北東側の斜面に富士見パノラマリゾートがあり、冬季はスキーやスノーボードを楽しめ、夏季はハイキングやトレッキングだけでなく、日本最大級のマウンテンバイクのダウンヒル (自転車競技)コースやパラグライダー教室の体験もできる。一方西側には牧場が広がり、春から秋にかけて牛が放牧されている。 山頂付近にはJAXAの施設「入笠山光学観測所」が設置されており、スペースデブリと小惑星の探索に使用されている。

  • 守屋山(もりやさん)は、長野県諏訪市と伊那市との境にある標高1,651mの山である。 伝承によると旧名を「森山(もりやま)」という。古文書には「守屋ヶ嶽」「守矢が岳」という名称も見られる。 諏訪地方の人々には守屋山を含めた伊那側の山並みを「西山」とも呼ばれている。

  • 西天狗岳(にしてんぐだけ)は、長野県茅野市に位置する標高2646mの山であり、八ヶ岳連峰のほぼ中央にそびえている。日本二百名山にも選定されている天狗岳は、南北に連なる八ヶ岳の主稜線上に位置する東天狗岳と、この西天狗岳で構成される双耳峰であり、二等三角点が設置された西天狗岳が最高峰となる。唐沢鉱泉からの西尾根ルートでは西天狗岳から、渋の湯温泉から黒百合平を経て中山峠からのルートでは東天狗岳から登頂することになる。詳細は東天狗岳を参照。 
https://yamap.com/mountains/253

  • 箕冠山(みかぶりやま)は、長野県茅野市に位置する標高2581mの山である。南北約25kmに渡って連なる八ヶ岳連峰は、箕冠山と南側の硫黄岳の鞍部である夏沢峠を境界線に、北八ヶ岳と南八ヶ岳に分かたれている。夏沢峠付近の稜線は東側(佐久側)が険しい断崖・西側(諏訪側)がなだらかな斜面という非対称山稜を形成しているが、西麓の桜平から入山して夏沢鉱泉・オーレン小屋を経て箕冠山に至るルートは全てなだらかな斜面上の登山道であり、積雪期でもアプローチしやすい山である。山頂周辺は樹林帯で展望がないが、すぐ北側の根石岳(2603m)との鞍部にある根石岳山荘からは日本二百名山・天狗岳の勇姿を望むことができ、夏にはコマクサの群落を鑑賞することができる。

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