国見山

出典: Wikipedia

国見山(くにみやま)は、北松浦半島のほぼ中央部にある山。標高776.2m。北松県立公園に指定されている。 北松浦半島及び佐世保市の最高峰である。山頂は長崎県佐世保市だが、山頂のすぐ東側に県境があり、東側は佐賀県伊万里市および有田町に属する。山裾は有田川西側各支流および佐々川、相浦川、志佐川などの源流部となっている。 周辺の山も含め自然が残されており、生物相も豊かである。例えば九州各地の山地に生息するヤマアカガエルとブチサンショウウオは長崎県では国見山系だけに生息し、半島部や離島での記録はない。 山頂近くの国有林内には気象庁がアメダスの観測点を設置している。

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掲載されている山

国見山, 多利山, 小塚岳, 九州自然歩道

  • 腰岳(佐賀県)

    標高 487 m

    腰岳(こしだけ)は、佐賀県伊万里市の南部にある標高487.7メートルの山。 黒髪山系の北西に位置し、南に越ノ峠を挟んで同じ黒髪の牧ノ山、西に有田川に沿う緩やかな谷、東に伊万里川、北に伊万里湾沿いの低地が広がる。山頂の眺めは良く、北東に伊万里市街、北西に細長く伸びる伊万里湾、西に国見山などを望む。 北の伊万里湾側から望む腰岳は円錐形を成している。北側中腹の標高300m付近には緩斜面に50ha程の草原があり、俗に「千畳敷」と呼ばれる。 上部は流紋岩に覆われ、その底部は流紋岩質マグマが急冷により変質した黒曜石であり、山腹に露出している。地元ではかつてこの石を「烏ん枕(からすんまくら)」と呼んだ。黒曜石の破片は道路や田畑にも散在し、西麓の古子地区では、怪我を防ぐため農耕の際には厚い履物を付け、牛馬にも草鞋を履かせたという。 また山頂部の流紋岩の岩肌は空模様により見え方が変わり、白く見えるときはお天気が続き、灰色になる(黒くなる)と雨になると伝わる。 山麓部では、水利の良いところ棚田が拓かれ、ミカン栽培の果樹園も点在、その他竹林などが広がっているが、休耕地が増えつつある。標高約200m以上は広葉樹と針葉樹の混合林。

  • 多利山

    標高 697 m

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