棒ノ折山(棒ノ嶺)

出典: Wikipedia

棒ノ折山(ぼうのおれやま)は、東京都西多摩郡奥多摩町と埼玉県飯能市との境にある標高969mの山である。奥多摩と奥武蔵の山域の境にある。 棒ノ折嶺、棒ノ峰、棒ノ嶺ともいう。坊の尾根、坊主の尾根ともいった。山頂は、20世紀末-21世紀初頭は公園かちょっとしたグラウンドのような広場となっている。昔は茅(茅葺き屋根の材料)の原であった。

このエリアについて

掲載されている山

棒ノ折山(棒ノ嶺), 黒山, 名栗湖

  • 埼玉・奥武蔵と東京・奥多摩の境界に位置する969mの山。棒ノ嶺(ぼうのれい)と呼ぶことも多い。登山コースは、東京川、埼玉側の両側からつけられていて、東京、奥多摩側からは、JR青梅線川井駅を起点に、上日向バス停から登り出すコースが最短。もっと歩きごたえのあるコースとしては、高水三山へ縦走、JR青梅線軍畑駅へ直接降りるコースもとれる。埼玉側は、奥武蔵の山らしい明るい雑木林が多く、白谷沢を遡るコースは、滝の脇や岩壁が切り立つ谷を通る、暑い時期には清涼感に溢れ、関東ふれあいの道の一般登山道ながら沢登り気分を味わえるコースとして人気が高い。山頂は広々と開けていて日光連山、奥武蔵の山々のほか、赤城山や谷川岳、筑波山まで見渡すことができる展望が魅力だ。白谷沢コースは、降雨後沢の増水が予想されるときや、冬季、沢が凍結する時期はハイカーには不向き。おすすめの時期は、4月中旬~5月上旬の新緑時期と11月中旬~下旬の紅葉時期。雑木林と渓谷の美しさを堪能できる。 2019年10月30日現在、台風19号により登山道に甚大な被害が出ており、復旧のめどはたっていないため、入山は当面禁止。

  • 岩茸石山

    標高 792 m

    岩茸石山(いわたけいしやま)は東京都青梅市・西多摩郡奥多摩町の境目の奥多摩山域にある標高793mの山。 惣岳山、高水山、岩茸石山を併せて高水三山といい、奥多摩地域の登山の「入門編」とも言われる。多摩川沿いから上がっていくと、棒ノ折山(の稜線)をピークに、向こう側は奥武蔵の地、荒川水系入間川の流域である。山腹に、升が滝という滝がある。

  • 高水山

    標高 755 m

    高水山(たかみずさん)は東京都青梅市にある標高759mの山である。岩茸石山(標高793m)、惣岳山(標高756m)と共に高水三山とよばれ、東京近郊のハイキングコースあるいは手頃な登山コースとして人気がある。 山頂には真言宗豊山派の高水山常福院があり、4月の第2日曜日には古式ゆかしい獅子舞(高水山古式獅子舞)が披露されている。 高水山の開基は円珍(智証大師)といわれており、鎌倉時代の有力な御家人である畠山重忠は、ここの不動明王に深く帰依し不動堂を再建したが、数度にわたる山火事のため焼失し現在の不動堂は1822年に再建されたものである。 また、高水山常福院には近年まで畠山重忠奉納の品(鎧、刀剣等)が伝えられていたという。 一般的には軍畑駅から登れる。他の方法としては、岩茸石山から尾根を縦走するか、都営バス上成木バス停から登ることもでき、車で山頂直下の駐車場に停めて登る方法もある。(但し、林道に付き走行には注意を要する。)

  • 馬仏山

    標高 723 m

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