伯州山・霧ヶ原
出典: Wikipedia
このエリアについて
掲載されている山
伯州山, 霧ヶ原
伯州山
標高 1044 m
伯州山(はくしゅうざん)は鳥取県と岡山県にまたがり、山頂は人形峠の約5km東にある。 山頂には三等三角点「伯作山」(標高1044メートル)が設置されている。 伯州山は中国山地の中の頂の一つで、山頂を含む稜線は鳥取県と岡山県の県境に成し、人形仙と三国山の間に位置する。 山頂からは360度の展望が開けているが、頂上一帯は霧が多いことから「霧ヶ原」と呼ばれる。 国土地理院の2万5000分の1地形図では、この山は無名で三角点のみが記載されている。日本山岳会山陰支部の『鳥取県境の山』に拠ると、この山は鳥取県・岡山県のどちらでも特定の名称では呼ばれていなかった。 1892年(明治25年)に、山頂に三等三角点「伯作山」が設置された。おそらく「伯耆」と「美作」の境にあることからこの名が与えられたとされている。 昭和30年代に岡山県側の上齋原村(現在の鏡野町)が作成した地図では「伯州山」と表記したが、上斎原村が編纂した村史では、これは戦前の「伯作山」の誤記もしくは転訛だとしている。しかし、同村ではその後も「伯作山」表記を行っている。
人形仙
標高 1004 m
人形仙(にんぎょうせん)は鳥取県と岡山県にまたがる山である。 山頂には三等三角点「人形仙」(標高1003.81メートル)が設置されている。 人形仙は東西に連なる中国山地のなかの頂の一つで、南西の津黒山、北東の三国山のほぼ中間にある。山の名前は人形仙越に由来する。江戸時代の『伯耆民諺記』に登場する。「人魚山」、「人形山(にんぎょうさん)」の異名もある。 人形仙越は、倉吉・三朝のある東伯耆と津山を結ぶ「津山往来・伯耆往来」の一つだった。1899年(明治32年)に津山往来に県道(現在の国道179号)が開通したが、このとき県道は人形仙越の北東1kmほどにある「打札越」を通ることになった。1955年(昭和30年)に打札越付近でウラン鉱山が発見されると、翌年からこの鉱山を人形峠鉱山、打札越を人形峠と称するようになった。 岡山県側のなだらかな南東斜面の山麓には人形仙川が発し、旧上齋原村(現鏡野町)で吉井川に合流している。北面の鳥取県側は急斜面で、天神川の支流加谷川をはじめとする小渓流が発している。人形仙周辺は、かつて盛んに鉄穴流しが行われたことで、窪地や崩壊地が多く残っている。
エリア近辺の天気
関連する活動日記
- 2418
02:21
5.0 km
350 m
イワウチワを探しに伯州山に登る_2024.04.18
伯州山・霧ヶ原(鳥取, 岡山)
2024.04.18(木) 日帰り
- 5428
03:42
6.8 km
470 m
伯州山(丸山〜伯州山周回)
伯州山・霧ヶ原(鳥取, 岡山)
2024.04.18(木) 日帰り
- 3267
04:30
9.8 km
614 m
高清水高原〜伯州山
伯州山・霧ヶ原(鳥取, 岡山)
2024.04.18(木) 日帰り