高水山・岩茸石山・惣岳山

出典: Wikipedia

高水三山(たかみずさんさん)は東京都の奥多摩山域の東京の都心側の入口にある、高水山、岩茸石山、惣岳山の3つの山の通称であり総称である。 初心者でも比較的簡単に登れる低山であり、3つの山をセットにして登られることも多い。また、小学校の遠足に登られることもある。 東京都青梅市に位置する。また、岩茸石山~惣岳山までの尾根は青梅市と奥多摩町の境界線になっている。 青梅駅付近から続く整備山道、青梅丘陵ハイキングコースにも接続している(案内表示あり)。 【備考】 山深くなく駅至近の、手軽な初級中級ハイキングコースとして人気がある一帯だが、人里や幹線道に囲まれている青梅丘陵ハイキングコース側(入門者向け)と違い、奥多摩、奥秩父を貫く深い山奥のツキノワグマ生息域に抵触するため、イノシシと併せ、遭遇への備えと心構えはしておくべきである。 インターネット上を検索などで調べるとわかるとおり、2011年冬にも高水山の寺社付近で積極的に襲撃を受けた例があり、時折負傷者も出ている。 なお青梅市環境経済部商工観光課の電話回答によれば、南関東地域のクマは、温暖さと、エサ確保の容易さから、冬眠しない場合が多いということである。冬はクマが出ないという固定観念で油断しがちなので、注意を怠らず散策を心がけたい。

このエリアについて

掲載されている山

高水山, 岩茸石山, 惣岳山, 高水三山

  • 東京都青梅市と日の出町の境に位置し、山頂からは都心・関東平野を一望できる展望の山。御岳山から見ると、ちょうど”日の出の方向”になることから、「日の出山」と呼ばれるようになったと言われている。御岳山と一緒に登られることが多く、御岳山、日の出山と歩いて温泉入浴施設「つるつる温泉」に下山するルートは、初心者向けの縦走コースとして人気。滝本駅からケーブルカーを利用すれば、より手軽に日帰り登山を楽しむことができる。ご来光スポットとしても知られ、元旦は初日の出を拝みに来た登山者で賑わう。日帰り登山も楽しいが、日の出山の山頂直下に建つ山小屋「東雲(しののめ)山荘」に泊まり、日の出や夜景、星空を眺めて過ごすのもまた一興である。

  • 岩茸石山

    標高 792 m

    岩茸石山(いわたけいしやま)は東京都青梅市・西多摩郡奥多摩町の境目の奥多摩山域にある標高793mの山。 惣岳山、高水山、岩茸石山を併せて高水三山といい、奥多摩地域の登山の「入門編」とも言われる。多摩川沿いから上がっていくと、棒ノ折山(の稜線)をピークに、向こう側は奥武蔵の地、荒川水系入間川の流域である。山腹に、升が滝という滝がある。

  • 高水山

    標高 755 m

    高水山(たかみずさん)は東京都青梅市にある標高759mの山である。岩茸石山(標高793m)、惣岳山(標高756m)と共に高水三山とよばれ、東京近郊のハイキングコースあるいは手頃な登山コースとして人気がある。 山頂には真言宗豊山派の高水山常福院があり、4月の第2日曜日には古式ゆかしい獅子舞(高水山古式獅子舞)が披露されている。 高水山の開基は円珍(智証大師)といわれており、鎌倉時代の有力な御家人である畠山重忠は、ここの不動明王に深く帰依し不動堂を再建したが、数度にわたる山火事のため焼失し現在の不動堂は1822年に再建されたものである。 また、高水山常福院には近年まで畠山重忠奉納の品(鎧、刀剣等)が伝えられていたという。 一般的には軍畑駅から登れる。他の方法としては、岩茸石山から尾根を縦走するか、都営バス上成木バス停から登ることもでき、車で山頂直下の駐車場に停めて登る方法もある。(但し、林道に付き走行には注意を要する。)

  • 惣岳山(そうがくさん)は、東京都青梅市と西多摩郡奥多摩町との境界の奥多摩山域にある標高756mの山である。 高水三山と呼ばれる連山の一つであり、山頂には青渭神社がある。 岩茸石山から惣岳山へ至るルートでは、山頂付近で岩場を通過することになる。この岩場は道があまり整備されていないため、登る際には十分注意する必要がある。

  • 馬仏山

    標高 723 m

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