鍋谷山・井ノ口山・湯槽山(片波山)

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掲載されている山

鍋谷山, 井ノ口山, 湯槽山(片波山)

  • ソトバ山

    標高 806 m

  • 鍋谷山

    標高 852 m

    鍋谷山(なべたにやま)は、京都府京都市左京区と右京区の境に位置する標高852mの山である。山麓の花背地区は京都市内ではあるが、佐々里峠を越えれば南丹市・美山地区に隣接する、林業を産業とする村である。鍋谷山周辺で多く見られるのが、伏条台杉(ふくじょうだいすぎ)と呼ばれる巨木群である。成長しすぎて木材に適さないことから伐採を免れた杉であり、幾重にも枝分かれした樹形の造形美を鑑賞するために訪れる登山者も多い。北麓にある京都バス・下の町バス停から井ノ口山経由で、鍋谷山へ。山頂にも杉の巨木が存在する。井ノ口山から南へ湯槽山と向かう稜線上にも、様々な伏条台杉が見られる。

  • 片波山(かたなみやま)、別名・湯槽山(ゆぶねざん)は、京都府京都市左京区と右京区の境に位置する標高763mの山である。西麓を流れる片波川の源流域は古くから御料林として保護されてきた山で、都や大寺院の造営など、大規模な建築の際の木材の産地であった。このため現在でも西日本有数の杉林となっており、特に成長しすぎて伐採を免れた巨木は伏条台杉(ふくじょうだいすぎ)と呼ばれ、奇異な樹形で知られている。この巨木群は「片波の伏条台杉」として京都府天然記念物に指定されている。北側のナベ谷峠を経て、井ノ口山・鍋谷山へ縦走すれば、様々な伏条台杉の変化に富んだ幹の造形美を楽しむことができるだろう。

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