野口五郎岳・真砂岳・湯俣岳

出典: Wikipedia

野口五郎岳(のぐちごろうだけ)は、飛騨山脈(北アルプス)中部にある、標高2,924mの山。 【概要】 山頂付近は大石が堆積していて、灰色で茫洋とした山容が特徴的な山である。 名前の「野口」は、この山が属する長野県大町市の集落「野口」に由来し、「五郎」とは大きな石が転がっている場所を表す「ゴーロ」の当て字である。 歌手の野口五郎は岐阜県美濃市出身だが、芸名はこの山に由来する。

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掲載されている山

野口五郎岳、真砂岳、南真砂岳、湯俣岳、三ツ岳

  • 水晶岳

    標高 2986 m

    水晶岳(標高2,986m)は、北アルプス中央部最奥にそびえる岩峰。富山県富山市大山地域に位置し、黒部川源流域を取り巻く山群の最高峰である。山名は、上部の岩塊に水晶の結晶が見られるため。地形図では黒岳と併記されているが、これは周囲から見てこの山だけが黒々としていることから名づけられたもの。展望抜群の山頂は南北に2つのピークを持ち、南峰が三角点のある北峰より8m高い。主な登山口は高瀬ダム、新穂高温泉、黒部ダム、折立だが、いずれも山頂に立つには最低でも2泊を要するハードな行程だ。奥深い位置にある山だけに、近くにある同じ日本百名山の鷲羽岳(標高2,924m)とセットで登ると効率がよい。

  • 烏帽子岳は長野県大町市と富山県富山市にまたがり、北アルプス中部に位置する山。烏帽子状の岩塔を突き立てた特徴的な山容で、日本二百名山にも選定されている。山頂の北側にある四十八池は、無数の池塘が点在する。「烏帽子田んぼ」とも称され、ウサギギクやクルマユリなどの湿原植物が咲き誇る。大展望の山頂へは、高瀬ダムからブナ立尾根~烏帽子小屋を経由するコースと、北東の船窪小屋から不動岳や南沢岳などを経由するコースがある。前者は北アルプス三大急登とされるブナ立尾根の登りがあるが、危険箇所は少ない。稜線上の烏帽子小屋~前烏帽子岳間ではコマクサの群落も見られる。いっぽう後者はヤセ尾根や崩壊地の通過が多く、上級者向き。

  • 野口五郎岳

    標高 2924 m

    長野県と富山県の県境に延びる人気コース、裏銀座縦走路の前半部に位置する。そのユニークな山名は、長野県大町市の野口集落と“ゴーロ(大きな石や岩の堆積地)”の当て字である“五郎”を組み合わせたものといわれる。なだらかなスタイルを持ち、裏銀座縦走路のなかでは目立たない存在だが、コース中の山々の標高でみれば槍ヶ岳に次いで鷲羽岳とともに2番目の高さ。山頂の西側には五郎池が佇むカール地形も見ることができる。また、裏銀座縦走路を歩く登山者はたいてい、初日の烏帽子小屋のあとは野口五郎岳を越えて水晶小屋あたりまで足を延ばすが、山頂北側にある野口五郎小屋に泊まるスケジュールもおすすめだ。昔ながらの山小屋の雰囲気を味わえるだけでなく、混雑を多少なりとも避けることができる。

  • 唐沢岳

    標高 2633 m

  • 北燕岳

    標高 2748 m

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