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燕岳・餓鬼岳・唐沢岳

出典: Wikipedia

燕岳(つばくろだけ)は、飛騨山脈(北アルプス)にある標高2,763 mの山。山体すべてが長野県に属する。日本二百名山及び新日本百名山に選定されている。 【概要】 常念山脈に属し、北アルプス三大急登の一つである合戦尾根を登り切った稜線上にある。1934年(昭和9年)12月4日に中部山岳国立公園に指定され、山頂付近は特別保護区域、その周辺は特別地区に指定されている。中房温泉が登山口であり、大天井岳を経て槍ヶ岳へ向かう表銀座コースの始点でもある。花崗岩でできた独特の山体を持ち、高山植物の女王と言われるコマクサの群生がある。周辺のハイマツ帯には、ライチョウが生息している。 山名は、春の雪形がツバメに似ているためつけられた。1915年(大正4年)の長谷川如是閑の『日本アルプス縦走記』で燕岳が記され、この10年前からの期間内で命名されたとする説がある。

このエリアについて

掲載されている山

燕岳, 餓鬼岳, 唐沢岳, 大凪山, 大天井岳, 有明山, 鍬ノ峰

  • 鷹狩山

    標高 1164 m

  • 東天井岳

    標高 2814 m

    東天井岳(ひがしてんしょだけ)は、長野県安曇野市と松本市との境にある山である。標高は2,814mあり飛騨山脈(北アルプス)に属する。 かつては二俣小屋という山小屋が建っていたが、現在は石垣が残るだけになっている。 呼び名は、正式名称ではなく「ひがしてんしょうだけ」と呼ばれることが多く、「ひがしてんじょうだけ」と呼ぶ人もある。 大天井岳「おてんしょだけ」も同様、「おてんしょうだけ」「おおてんじょうだけ」「だいてんじょうだけ」と呼ばれることが多い。 ちなみに、漢字では、東大天井岳とも表記される。

  • 大天井岳(おてんしょうだけ)は、飛騨山脈(北アルプス)にある標高2,922 mの山。長野県の大町市・安曇野市・松本市にまたがる常念山脈の最高峰。 大糸線有明駅の西15.9 kmに位置し、中房温泉から合戦尾根を経て槍ヶ岳へ登る表銀座縦走コースと常念山脈との分岐点の山である。ただし、登山道は山頂を通らず巻道となっている。中部山岳国立公園内にあり、日本二百名山に選定されている。 山体は中生代の花崗岩からなり、山頂部には中生代の輝緑岩が混じる。山頂部は森林限界を越える高山帯で、砂礫地にはハイマツが分布し特別天然記念物のライチョウの生息地となっている。山腹では、イワヒゲ、コマクサ、クモマスミレなどの高山植物が自生している。山頂には、点名が「天章山」の三等三角点が設置されている。麓の安曇野から眺めるとピラミッド形状の常念岳や安曇富士ともよばれる有明山と比べると、奥まった位置にあるため目立たない存在となっている。

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