鉢伏山・高ボッチ山・三峰山

出典: Wikipedia

鉢伏山(はちぶせやま)は標高1,929mの筑摩山地の山。美ヶ原高原の南東に扉峠をはさんで、南側の高ボッチ山とともになだらかな山容を見せる。鉢伏山から東方および南方に延びる尾根は中央分水嶺となり、日本海へ注ぐ河川である犀川・千曲川水系と、太平洋に注ぐ天竜川水系を分けている。山岳信仰の山であり、西側中腹にある牛伏寺がよく知られている。

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掲載されている山

鉢伏山, 前鉢伏山, 高ボッチ山, 二ツ山, 宮入山, 高遠山, 三峰山, 和田山北峰, 和田山南峰

  • 蝶々深山

    標高 1836 m

    蝶々深山(ちょうちょうみやま)は長野県諏訪市に位置する標高1836mの山である。日本百名山・霧ヶ峰(最高峰は車山・1925m)と車山湿原を挟んで北側にそびえ、日本有数の高層湿原である八島ヶ原湿原に向かうルート上にある。車山湿原や蝶々深山の稜線周辺は高山植物が多く、とりわけ初夏にはレンゲツツジが真紅の花を咲かせる。詳細は車山を参照。 
https://yamap.com/mountains/129

  • 鉢伏山(はちぶせやま)は長野県岡谷市、松本市、岡谷市と境を接している標高1,929mの山。霧ヶ峰で有名な筑摩山地の山でもある。美ヶ原高原の南西に扉峠を経て、南側の高ボッチ山とともになだらかな山容を見せる。山名の由来は平らな鉢を伏せたような姿からつけられた。山頂では北・中央・南アルプス、白山、御嶽山、富士山、浅間山、北信三山まで、360度の大展望が素晴らしい。5~6月は30万本ものレンゲツツジの群生が見られ、登山者を楽しませている。登山口へは車で国道20号を高ボッチ高原経由で鉢伏山荘まで行けば約20〜30分で登れてしまうが、しっかり登りたい場合は扉温泉口、北の宮入峠を起点としたコースか、二ツ山から縦走するコースを選ぶと良い

  • 高ボッチ山

    標高 1664 m

    高ボッチ山(たかボッチやま)は、長野県岡谷市と塩尻市との境にある、標高1,665メートルの山。筑摩山地に属する。八ヶ岳中信高原国定公園、塩嶺王城県立自然公園内。 長野県中部、岡谷市と塩尻市との境に位置する。ただし山頂付近は1.5 kmに渡って境界未定となっている。筑摩山地の南部にあたり、諏訪盆地と松本盆地とを隔てる塩尻峠の北側にある。山頂には三角点(基準点名は「今井」、等級は三等三角点)が設置されていたが、2009年(平成21年)の調査により「亡失」と判定され、基準点成果の公表は停止されている。地理院地図によれば高ボッチ山の標高は1,665メートルで、『角川日本地名大辞典』など資料によっては1,664.9メートルとの記載も見える。 高ボッチ山から南北に連なる山稜を高ボッチ高原という。皿状の凹地が散在する隆起準平原面で、「ひょうたん池」という名の池がある。 地質は第三紀・中新世の緑色凝灰岩(グリーンタフ)泥岩互層が主体。それを貫くようにして角閃石ひん岩が山頂部分に分布している。西側では石英閃緑岩が基部に貫入している影響で、泥石の一部がホルンフェルス化している。松本盆地に面して走る2本の断層は、糸魚川静岡構造線系のものとされている。 高地にあって夏の平均気温はセ氏20度前後と冷涼で、冬は雪に閉ざされる。 高原の大半がススキの草原で覆われ、夏はレンゲツツジやニッコウキスゲが咲く。そのほかヤマブドウ(「熊井(くまのい)ぶどう」と呼ばれた)・ハクサンフウロ・コバギボウシ・マツムシソウ・ヨツバヒヨドリなどが生える。昆虫としてはアサギマダラ・クジャクチョウ・ヒョウモンチョウが見られる。

  • 牛伏山(うしぶせやま)は、長野県上田市と長和町の境に位置する標高1990mの山である。日本百名山・美ヶ原(最高地点は王ヶ頭・2034m)山頂部に広がる高原の東側に位置するピークで、山頂直下に道の駅・美ヶ原高原がある。美ヶ原高原は牛の放牧場となっており、牛伏山からも草原でのどかに草を食む牛たちを前景に、王ヶ頭を望むことができる。詳細は王ヶ頭(美ヶ原)を参照。 
https://yamap.com/mountains/148

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